「言動」と「言論」の違い・意味と使い方・由来や例文

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言動は「言葉と行動のこと」。

言葉と行動によって何かを表現するような際に使われる言葉と言えます。

振る舞いという言い方もできます。

言論は「言葉や文章によって自分の考えなどを表現すること」。

言葉や文章を道具として使い、自分自身の思想のようなものを伝える際に言論という言葉を使用します。

言動よりは使える手段が限られます。

「言動」の意味

言動とは、言葉と行動によって何かを表現する際に使われる言葉です。

言葉のみならず、行動を使ってもいいので、とれる手段に関してはかなり幅広いと言えるでしょう。

いろいろな手段を用いながら、自分の考えなどを表現していくことになりますが、単に振る舞いを表す際にも使われます。

言動に関しては、そういった言葉自体は頻繁には使われませんけど、言動にあたる行動は誰もが日常的にとっています。

「言論」の意味

言論とは、言葉や文章によって自分の考えなどを表現することです。

したがって、文筆業に携わっている人などはこの言論に深くかかわっていると言えます。

基本的には行動を示してはいけないため、言論に関しては言動よりはとれる手段が限られています。

ただ、言論に関してもそれにあたる行為を無意識にしている人は多くいるでしょう。

「言動」と「言論」の用法や用例

「あいつの日々の言動を見ていると、会社に少なからず不満を抱いているように見える。

そういう意味では、あいつなりの抗議活動なんじゃないかと思えてきたよ。」

「言論にかかわる仕事をしていると、実際に表現をする際に使う言葉選びなどに慎重になるな。

やはりどういう言葉を使うかによって、読み手の印象が大きく変わることがあるからな。」

言動と言論は使える手段の差

言動と言論に関しては、どちらも自分の思っていることなどを表現する際に使われる言葉です。

この2つはどういう手段を使って表現するかという部分で違いがあります。

言動は言葉と行動であり、言論は言葉や文章です。

したがって、そういった部分で違いがある言葉と言えるので、両者を区別すること自体は難しくないと言えるはずです。

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