「知り合い」と「知人」と「知己」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

「知り合い」は、面識があることです。

「知人」と同じです。

英語では「an acquaintance」で表されます。

「私たちは長年の知り合い」は「We have known each other for a long time.」で表されます。

「知人」は、互いに知っている人のことです。

「知り合い」のことです。

英語では「知り合い」で表します。

「an acquaintance」です。

「知己」は、「親友」のことです。

または、「知人」のことです。

英語では以下のように表します。

「知り合い」の意味の場合「an acquaintance」で表されます。

「友人」の意味の場合「a friend」で表されます。

「知り合い」の意味

「知り合い」は、互いに知っていることです。

面識があることです。

また、その人のことです。

「知人」と同じです。

以下のように使います。

古くからの知り合い
知り合いを頼って上京する
この間知り合いになった
挨拶する程度の知り合いです

「知り合い」や「知人」は、「an acquaintance」で表されます。

「acquaintance」は、「acquaint・知らせる・熟知させる」の派生語です。

「知人」「知り合い」という意味です。

「friend」ほどは親しい関係ではありません。

また、「面識」や「なじみ」という意味や、「with」を伴って「交際」という意味もあります。

さらに、「知識」や「心得」という意味もあります。

「知人」の意味

「知人」は、互いに知っている人のことです。

「知り合い」のことです。

または、知恵のある人という意味です。

以下のように使います
知人を頼って上京する
知人を訪ねる
空港で知人に会う

<知人の漢字>
字義は「しる」「しらせる」「知っている事柄」「知恵」「知り合い・知人」「もてなし」「耳目の欲望」「たぐい」「州や県の長」です。

解字では「口+矢」で構成されます。

「口」の部分は、祈る言葉を意味します。

「矢」の部分は、矢を意味します。

これらから、「矢をそえて祈り、神意を知る」という意味から、「しる」を表すようになりました。

「知己」の意味

「知己」は、史記の「士は己を知る者のために死す」からきている言葉です。

自分の心や真価をよく知ってくれる人のことです。

「親友」のことです。

または、知り合いのことです。

「知人」のことです。

以下のように使います。

二十年来の知己
知己の言
長年の知己のように親しみを感じた

【知音・ちいん】
「知音」は、「知己」の類語です。

自分のことをよくわかってくれる気心の知れた人・親友のことです。

中国の春秋時代、琴の名手として知られる伯牙(はくが)という人物の故事からきている言葉です。

自分の琴の音をよく理解してくれた親友の鐘子期(しょうしき)が死んでからは、伯牙(はくが)は琴の弦を切って二度とひかなかったということです。

「知り合い」は面識があること、「知人」は互いに知っている人のこと、「知己」は自分の心や真価をよく知ってくれる人のこと
「知り合い」「知人」「知己」は、類語です。

共通する意味は「顔・名前・人柄などを知っている人」です。

「知り合い」「知人」は、顔と名前を知っているだけでなく、ある程度つきあいのある人をいいます。

「知己」は、自分の気持ちや考えをよく理解してくれる人です。

話し言葉ではあまり使われません。

「知己」は、史記・予譲伝の「士為知己者死・士は己を知る者のために死す」からきた言葉です。

意味は「真の男子は、自分のことを理解してくれる者のために命を投げ出すものだ」です。

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