「ティンパニー」と「バスドラム」の違い意味と使い方・由来や例文

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ティンパニーは「洋楽などで使用される音程が決められる大太鼓のこと」。

「半球型太鼓」と言い換えると分かりやすい。

バスドラムは「洋楽などで使用される音程が定まらない大太鼓のこと」。

「寸胴型太鼓」と言い換えると分かりやすい。

ティンパニーは音程が設定できる太鼓で、他の太鼓類とは一線を画しています。

バスドラムはクラシック以外でも多用されています。

「ティンパニー」は音程がある大太鼓

「ティンパニー」とは、銅で出来た半球形の容器状の上部に皮や樹脂を張って、2本のマレットと言うバチを使い一定の音を出す打楽器のことです。
普通は23~29インチの口径のものを、演奏者から見て右から次第に大きいもの順に配置します。

5連、4連と複数のものを配置して必要な音程に調律し、D2~C4の範囲で調律します。

「バスドラム」はティンパニーより低く大きな音が得られます。

「バスドラム」も洋楽には必要な打楽器になります。

ティンパニーの近くに配置しより低く大きな音が欲しい時に大きなバチで叩きます。

いわゆる「大太鼓」のことで学校の鼓笛隊などでも活躍している太鼓です。

大口径の寸胴筒の両面に皮や樹脂を貼ってバチで音を出します。

ティンパニーのように音を決めることは出来ませんが、かなり大きな音も出せる打楽器です。

打楽器は「ティンパニー・バスドラム」だけではありません。

打楽器の太鼓類は他にもあり、例えば小太鼓・サンバで使うスルド・タンボリン、テナードラム、中型の太鼓トムトムなどがあります。

「バスドラム」はドラムセットにも組み込まれていて、足でバチを操作して音を出します。

ですから、クラシック専門と言う訳ではなく「バスドラム・ティンパニー」もジュズやポピュラー音楽で使われています。

「ティンパニー」は特殊な打楽器

「ティンパニー」は他の太鼓類と違い、音程がある一定の範囲でなら調律が出来る打楽器です。
4~5台のティンパニーを並べて使うことが普通になります。

派手な演出が出来る打楽器としてクラシックは勿論のこと、他の分野でも使われます。

「バスドラム」は大太鼓のことで、単独でもドラムセットに組み込んでも使われる大きく低音の音が魅力な打楽器です。

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