「気付く」と「感付く」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

気付くは「心で何かを感じるとること」。

何かを感じ取った瞬間こそが気付いた瞬間と言え、その対象は基本的には何でもいいとされています。

したがって、いろいろなシーンで使えるのです。

感付くは「直感的に何かを感じること」。

意味は気付くとかなり似ていますが、直感的なので、なんとなくという意味を含んでおり、かなり曖昧な言い方です。

「気付く」の意味

気付くとは、心で何かを感じ取ることです。

何かを感じ取った瞬間に、気付いたと言え、その対象となるものは何でも構いません。

心で何かを感じ取ることは日常的に無意識にやっていることであり、誰にも関係する言葉であると言えるでしょう。

意識的にやるわけではないものの、誰にとっても馴染みがある言葉と評価できるはずです。

「感付く」の意味

感付くとは、直感的に何かを感じることを意味しています。

直感的という言い回しをするため、基本的には正確に感じ取っているわけではなく、なんとなくそんな気がする程度の状況も含みます。

したがって、その人が感付いたことに関して、事実ではない、現実ではないという可能性も十分に考えられるでしょう。

そういう特徴がある言葉です。

「気付く」と「感付く」の用法や用例

「試験に集中していてずっと気付かなかったんだけどさ、実は解答欄が1つずつ全部ズレていたことに気付くことができたんだ。

本当に危なかったよ。」

「家で1人で過ごしているとき、妙な気配に感付くことができ、後ろを振り向いたんだけど、当然誰もいなかったんだ。

こういうことって誰にでもあるんじゃないかなと思うんだよね。」

気付くと感付くはほとんど同じ意味の言葉

気付くと感付くは何かを感じ取ることという意味では同じです。

しかし、感付くは直感的に、ちょっと曖昧な感じで感じ取るイメージなので、そこにちょっとした違いがあると言えるでしょう。

気付くと感付くは日常的に頻繁に使える言葉ですが、正確に区別をすることは難しいと言えるでしょう。

なんとなくの感じで使い分けることになるはずです。

最新の記事はこちらから