「皮肉」と「嫌味」と「毒舌」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

皮肉は「遠まわしに人の落ち度をを批判すること」。

「間接的批判」と言い換えると分かりやすい。

嫌味は「その場で人の落ち度を批判すること」。

「直接的非難」と言い換えると分かりやすい。

毒舌は「口汚く人を非難すること」。

「辛辣」と言い換えると分かりやすい。

いずれも人の落ち度を咎める言葉になり、間接的か直接的かの違いがあります。

「皮肉」は間接的表現
「皮肉」は人の落ち度など触られたくないことを、遠まわしに咎めることです。

「音楽関係の人なのに楽器の音の良し悪しも分からないなんて皮肉なことですね」「皮肉ばかり言わないこと」「捜査関係者が必死の大探索をしたが、皮肉なことにすぐ近くで子供は発見された」「あのような人に皮肉を言われて腹が立つ」などと使います。

「嫌味」は直接的表現
「嫌味」は人の落ち度をその場で咎めることです。

「音楽関係の人なのに音の良い悪いも分からなかったと嫌味を言われた」「嫌味な奴だ」「この時とばかりたくさんの嫌味を言ってやった」「あのようなひとに嫌味を言われる筋合いはない」「嫌味を言うと気が収まった」「あの上司は嫌味ばかり言って積極的なことは言わない」などと使います。

「毒舌」は直接的なもの
「毒舌」は「嫌味」と同じで相手のことを非難するのですが、非難の程度が辛辣で強い感じがします。

「毒舌家の彼は部下のミスを口汚く罵っていた」「あのような言い方はない、毒舌にも程がある」「毒舌を持って知られるコメンテイター」「思ったことをズバズバ言える毒舌を言えたら良いのに」などと使います。

落ち度以外のあることないことに就いて辛辣に喋ります。

「皮肉」より「嫌味」「毒舌」の方が、強い表現
「皮肉」は遠まわしなので角が立ちにくいですが、「嫌味」や「毒舌」はその場の雰囲気を壊しかねない強い表現です。

「皮肉」を言われる側は、自分の落ち度があるので仕方ないと感じますが、「嫌味」や「毒舌」で非難されると腹が立ちます。

この際とばかりに言われると立場がありません。

何か言いたい場合は「少しの「皮肉」に留めるのが無難です。

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