「運行」と「運航」の違い・意味と使い方・由来や例文

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運行は「あらかじめ決まっている道筋を辿っていくこと」。

一般的には乗り物が特定の決まった道筋を通る状況を指すことが多いです。

運航は「船舶や航空機などがあらかじめ決まっている道筋を辿っていくこと」。

乗り物の中でも、特に船舶や航空機といったものに限定して使うことができるのが運航という言葉です。

意味は運行にかなり似ています。

「運行」の意味

運行とは、特定の決められた道筋を辿っていく状況を指しています。

一般的には乗り物に対して使うことが多いです。

バスや電車などのケースでよく運行という言葉が用いられていると言えます。

ただ、運行に関しては、それ以外のものに対しても使うことは一応可能となっているため、想像以上に範囲が広い言葉という評価が可能でしょう。

「運航」の意味

運航とは、特定の決められた道筋を船舶や航空機が辿っていく状況を指しています。

意味それ自体は運行とほぼ変わりませんけど、運航に関しては船舶や航空機といったものに限定されます。

そこが運航という言葉の特徴であり、使い方における注意点と言えるはずです。

使用範囲が限定されるという意味では、運行との大きな違いになります。

「運行」と「運航」の用法や用例

「今日の電車の運行状況は特に問題なさそうだ。

遅れは全く生じていないし、快調に決まった道筋を通り続けている様子が確認できる。」

「航空機での運航をしているときには常に同じ光景と言える。

空は特徴的なものがほとんどないからな。

そういう意味では、地上とは違う感覚を得ることができる変わった場所という印象があるね。」

運行と運航は乗り物の違いと言える

運行と運航はともに特定の決められた道筋を通る状況を指しています。

しかし、運行は電車やバスを含めて、いろいろなケースで使うことができるのに対して、運航は基本的に船舶や航空機などに限定されます。

だから、大雑把に言えば同じ意味と言える2つの言葉ですけど、両者には一応違いが存在している状況と評価できるのです。

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