「参加」と「参画」と「加入」と「加盟」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

参加は「ある目的で集まっている集団に積極的に加わること」。

「仲間入り」と言い換えると分かりやすい。

参画は「ある目的で集まっている集団に積極的に計画段階から加わること」。

「計画関与」と言い換えると分かりやすい。

加入は「集団や組織に加わること」。

「組織参加」と言い換えると分かり易い。

加盟は「強い組織に入ること」。

「盟約参加」と言い換えると分かり易い。

「参加」は積極的に加わること
「参加」は集団や組織などに積極的に加わることです。

例えば、「マラソン大会が開かれるので参加する」「有志によるボランティアに参加する」「参加するご意思はないのですか」「参加する人は手を挙げてください」「旅行会の参加料は8,000円になりますが、よろしいですか」「クラス会のハガキに参加・不参加の欄があった」などと使います。

「参画」は計画に加わること
「参画」は計画に参加することです。

例えば、「私はこのプロジェクトに最初から参画しているのだ」「取締役になり会社の経営に参画できるようになった」「男女共同参画社会基本法が制定された」「私も同感なのでその計画に参画させて貰えませんか」「国家公務員は国の法令立案に参画している」「あなただけには参画して欲しくない」などと使います。

「加入」は団体・組織の仲間になること
「加入」は仲間入りすることで、例えば、「老後のために生命保険に加入することを勧められた」「あの会社では新入社員は労働組合に加入しなければならないそうです」.「交通事故を目撃し、やはり任意保険に加入していて良かったと感じる」「有料放送に加入すると好きな番組がいつでも観られる」「1000円出せば加入する権利が手に入ります」などと使います。

「加盟」は国家間の盟約などに加わること
「加盟」は盟約に加わることで、例えば、「国連に加盟する」「EU加盟を嫌い、イギリスはとうとう脱退しそうだ」「アメリカはTPPから脱退してしまったが、再び加盟したい意向を示した」「新大統領は前大統領が脱退した条約などに再加盟して元の関係に戻るそうだ」、「野党の一部が連立政権に加盟することで過半数を維持した」などと使います。

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