「デモ活動」と「集会」の違い・意味と使い方・使い分け

デモ活動は「特定の思想を共有するメンバーらが集まり、街中などでその思想をもとにした主義、主張などを伝えていく、誇示すること」。

単にデモと呼ばれる場合もありますけど、街中で目立つような行動をとることも多いです。

集会は「思想などに関係なく、特定の議題に沿って討論するために集まること」。

室内で行うことの方が多いと言えます。

「デモ活動」の意味

デモ活動とは、特定の思想を共有するメンバーが集まり、その思想に基づいた主義や主張を街中で多くの人たちに伝えていく、誇示するという行為です。

ある程度多くのメンバーで街中を闊歩することが多いので、話題性があり、ニュースなどで取り上げられることもあります。

注目されることが重要なため、そういうスタイルをとっているのです。

集会とは、特定の議題について話し合いをするために多くの人たちが集まることです。

目的は話し合いでありますが、お互いにそれぞれの主義や主張を伝えていくということは行われています。

ただ、集会は室内で行われることもあり、街中で大衆に対して伝えていく、誇示するというスタイルはとりませんから、集会それ自体が話題になることもまずありません。

「デモ活動というのをたまに見かけるけど、こういうのは多くの人たちに注目されないと意味がないんだよな。

結果的に批判されたりもしているが、批判は注目された結果だから、彼らにとってはありなんだろうね。」

「今日の集会は何について話すのだろうか？毎回面倒にしか思えないから、早く終わってほしいけど、意見がぶつかった場合には長引きそうだ。」

デモ活動と集会は集まる点は共通しています。

ただ、主に街中で行うのがデモ活動で、室内で行うことが多いのが集会ですし、デモ活動は集まった人たちの主義、主張はほぼ固まっていますが、集会はそうとは限りません。

そういったところがデモ活動と集会の違いと言えます。

デモ活動を経験する人はあまりいませんが、集会を経験する人は普通にいるでしょう。