「提示」と「提出」の違い・意味と使い方・使い分け

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提示は「特定のものを相手に見せること」。

何らかの書類などを相手に見せるように置いたり、渡したりすることです。

提出は「特定のものを相手にみてもらう目的で渡すこと」。

最終的には見てもらうということになるのですが、その場で見てもらうわけではないというのが特徴です。

そこが提示という言葉との大きな違いになるのです。

「提示」の意味

提示とは、特定のものを相手に見せるために置く、渡すということです。

その場で見てもらうという意味が込められており、時間が経過してから見てもらうということではないと言えるでしょう。

そして、見せたものに関して意見をもらう、質問をお互いにするなどの時間を設けることもあります。

そこが提示という言葉の特徴なのです。

「提出」の意味

提出とは、見てもらうことを目的として特定のものを相手に渡すことです。

最終的には見てもらことが目的ではあるものの、その場で見てもらうとは言えないのです。

一旦渡しておくという意味になります。

だから、渡した本人がいないところで見られる、評価されるということになると言えるでしょう。

提示という言葉とはそこが大きな違いになります。

「提示」と「提出」の用法や用例

「アルバイトの面接に行ったときに、条件を提示されたのだが、時給があまり満足できなかったね。

満足すれば即採用だったみたいだけど、いったん保留にしておいた。」

「学校で宿題の提出があったのだが、どういう評価をされるのか?心配だな。

解きながら、自信がない問題もたくさんあったし。

今ごろ採点されて、評価をされているんだろうね。」

提示と提出は大きく違う

提示は何かを渡し、その場で見てもらうということになります。

そして、話を聞いたり、評価をしてもらったりということになります。

提出に関してはその場で見てもらうこともないわけではないですが、渡してから実際に見てもらうのは後日とか、そういうことになります。

学校の提出物などはそういうパターンが多いです。

そこが大きな違いになるのです。

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