「裏表」と「表裏」の違い・意味と使い方・使い分け

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裏表は「表の顔と裏の顔がある人のこと」。

「二重人格」と言い換えると分かりやすい。

表裏は「表面と裏面のこと」。

「正反対面」と言い換えると分かりやすい。

裏表は「反対・逆」の意味で「うらうえ」と読む場合がありますが、普通は表面と内面の意味になります。

表裏は表と裏のことですが裏表と同意味で使われることもあります。

裏表は表面の顔と心の中が異なっていること

「裏表」は「あの人はどうやら裏表がハッキリしている」「裏表のある人は信頼できない」「この人は裏表がない正直な人だ」と使い、表はいつもの顔、裏は本性ともいうべき反対の心の顔を表します。
裏表がはっきりしていると周囲が気付くと、信頼感は失われ人がついてきません。

人の上に立つ人は、裏表のない事を言動で示す必要があります。

表裏は表裏二面のこと

表裏は、「この服は表裏両方着られるリバーシブルに出来ています」「御配りした用紙の表裏に書いてあることをよく確認してください」「あなたと私は表裏一体の関係です」「二枚貼り合わせる際には表裏関係や天地を間違えないようにする」など単に表と裏の意味で使う場合と、外面・内面の「裏表」と同義で使う場合があります。

「裏表」も「表裏」も同義語で悪い意味に使われることがあります。

「裏表・表裏」は表で行う言動と裏の心で思っていることが違うことです。
たとえば「この器具は皆さんの健康のためですから是非購入して下さい」と言いながら「裏ではバックマージンを受け取っている」など、また、妻に「君のことが好きだよ」と言いながら別の女性と「妻とは離婚するからと浮気相手に嘘をついている」男が良い例です。

「裏表」・「表裏」がある人ことは卑劣で、ない人はまっすぐな性格

「裏表・表裏」は同義語として使われることが多いのですが、「裏表がある人」は性格的にひねくれている場合があり、ない人は素直なまっすぐな性格といえます。
「表裏」も同意味で使いますが、普通は「裏表」を使います。

「表裏」は「ひょうり」のことを普通言います。

また、「うらうえ」と読む場合は、表と裏が逆になっている様を表します。

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