「仮面浪人」と「大学編入」の違い・意味と使い方・使い分け

B!

仮面浪人は「大学に所属する学生が、別の大学に移ることを目的として大学生活を続けながら、受験勉強をしている状態のこと」。

大学生でありながら、浪人生でもあるということです。

大学編入は「大学に所属する学生が、別の大学に移るための制度のこと」。

編入試験というものを受けて、合格すれば別の大学に移ることができます。

「仮面浪人」の意味

仮面浪人とは、大学生でありながら、今いる大学から別の大学に移るために受験勉強をしている状態のことで、一般入試を受けて希望の大学に合格すれば、中退をして別の大学に入学します。

ただ、基本的に別の大学に移るときには1年生からのやり直しになりますし、希望の大学に受からなければ現在いる大学で残りの大学生活をするということもあるのです。

「大学編入」の意味

大学編入とは、大学に在籍しながら別の大学に移るための制度のことです。

一般入試を受けるわけではなく、それぞれの大学が用意した編入試験を受けることになります。

一般入試みたいにどの大学、学部も募集をしているとは限りませんが、例えば3年次編入などがあるように、1年生からやり直すというわけではないのが特徴です。

「仮面浪人」と「大学編入」の用法や用例

「仮面浪人は自分の受けたい大学学部を自由に受けられるけど、受験勉強と大学の勉強を両立するのが大変だな。

おまけに受かっても1年生からやり直しだし。」

「大学編入は仮面浪人みたいに受験勉強が大変ではないけど、受けられる候補があまり多くないのがデメリットなんだよな。

でも、1年生からやり直さなくていいメリットもあるけどね。」

仮面浪人と大学編入はどちらも別の大学に移る目的がある

仮面浪人と大学編入というのはどちらも別の大学に移るためという目的があります。

それぞれでメリット、デメリットがあるので、一概にどっちがいいとは言えません。

自分が映りたい大学学部で編入試験をやっているとは限らないので、人によっては仮面浪人の方しか選択肢がないというケースもあります。

だから、どっちが望ましいか?どっちを選べるか?は人によるのです。

最新の記事はこちらから