「自由契約」と「戦力外通告」の違い・意味と使い方・使い分け

B!

自由契約は「どのチームにも所属していないために自由に交渉ができる選手の状態のこと」。

いろいろなスポーツにおいて使われることが多い言葉です。

戦力外通告は「主に日本のプロ野球において、特定の球団に所属する選手が球団から来季の契約を結ばないことを通告されること」。

別の球団に所属することを目指していく選手が多いですが、引退する選手もいます。

「自由契約」の意味

自由契約とは、いろいろなスポーツで使われる用語で、現在所属するチームがないため、いろいろなチームと自由に交渉ができる状態のことです。

ただ、現実的に契約を結ぶのが難しいような、戦力として考えづらいような選手が自由契約になることも多いため、新たな所属先を見つけるのは簡単ではないというケースも多々あるのです。

「戦力外通告」の意味

戦力外通告とは、日本のプロ野球などで使われやすい言葉です。

特定の球団に所属する選手に対して、球団側が来季の契約を結ばないということを伝えるもので、戦力外通告を受けた選手は来期はその球団にはいられないということになります。

戦力外通告を受けた選手は自由契約という状態になり、新たな所属先を探す選手が多いですけど、引退する選手もいます。

「自由契約」と「戦力外通告」の用法や用例

「あの選手はついに自由契約になったか。

ここ数年パッとしなかったら、球団も手放す覚悟をしたんだろう。

来年は別のチームにいるかもしれないけど、どうなるんだろうな?」

「今年も多くの選手が戦力外通告を受けることになった。

トライアウトなどを受けて他球団での復活を願う選手もいるけど、引退する選手もここから出てくるんだろうな。」

自由契約と戦力外通告はかなり似ている概念

日本のプロ野球では自由契約と戦力外通告という言葉がともに使われており、同じものとして捉えている人もいますが、厳密にいうと違います。

自由契約は他球団と自由に交渉ができる状態のことであり、戦力外通告は戦力として見ていない、来季の契約はないという通告そのものなのです。

戦力外通告を受けた選手でも球団のスタッフやコーチなどの契約が決まっているケースもあり、その場合には戦力外通告を受けても自由契約ではないと言えるのです。

それに自由契約はいろいろなスポーツでも使われているものです。

最新の記事はこちらから