「コミュ障」と「口下手」の違い・意味と使い方・使い分け

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コミュ障とは「コミュニケーションをとるのに障害がある状況のこと」。

人と会話をすることについて苦手意識があり、上手く会話をすることができない状況のことです。

口下手は「会話をするのが不得意であり、思っていることを正確に伝えることがしづらいこと」。

会話自体に消極的とか苦手意識があるというわけではなく、話すことに関しての能力が低い人のことです。

「コミュ障」の意味

コミュ障とは、コミュニケーションをとるにあたって障害があるような状況のことです。

基本的には人と会話をすることに苦手意識があり、そういった状況そのものを好まないような人に該当する言葉です。

したがって、ひきこもりの人たちなど、人と会話をする機会がほとんどないと思われる人たちも含む言葉であると言えるのです。

「口下手」の意味

口下手とは、会話をするにあたって自分の言いたいことを上手く伝えられない、思っていることを伝えるための能力がない状況のことです。

会話自体が嫌いとか、苦手ということではないので、会話に積極的な場合はありますけど、能力が低いために、会話をするにあたって自分の言いたいことが伝わっていない状況があったときに使われる言葉です。

「コミュ障」と「口下手」の用法や用例

「俺はコミュ障で、普段家族以外の人と会話をする機会がなかなかない。

やっぱり会話をするにあたって、何を話題にしていいのか?が分からず、会話をするのが怖いんだよな。」

「あの人って積極的に会話に参加してくるけど、時々何を言っているのか?分からない口下手なときがあるよね。

だから、会話が成立していないときがあると感じるんだよ。」

コミュ障と口下手は会話が結果的に得意ではないという点は共通している

コミュ障と口下手は厳密に言えば違いますが、どちらも会話が得意ではありません。

ただ、コミュ障の人は苦手意識がありますけど、口下手の人は苦手意識はないケースも多いです。

苦手意識があるから得意ではないコミュ障と苦手意識はないのに得意ではない口下手という状況があり、本人の意識の違いというのがコミュ障と口下手の違いと言えます。

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