ハイカラとは、ハイカラーのことで、ハイは「高い」という意味で「カラー」は色の意味ではなく、「襟」の意味です。
欧米から帰ってきた人が、当時欧米で流行していたハイカラー(襟の高い服)やネクタイ姿で歩いていたことを皮肉のように用いたのがハイカラの始まりで、最近ではおしゃれという意味でも使われるようになったようです。
「ハイカラ」の意味
ハイカラとは、欧米から帰ってきた人が、当時欧米で流行していたハイカラー(襟の高い服)やネクタイ姿で歩いていたことを皮肉のように用いたのがハイカラの始まりで、最近ではおしゃれという意味でも使われるようになったようです。
ハイカラと言うと明治時代を思い出させてくれるようです。
明治時代には文明開化と言って、西洋の文化が日本に急速に入ってきた時代なので、明治時代はハイカラな時代だったといえるでしょう。
「ハイカラ」の使い方
ハイカラというのは、昔はマイナスな意味で使われることも多かったようですが、最近では、おしゃれというプラスの意味で使われることが多いです。
例えば、ハイカラな町というととてもおしゃれな町という意味になるので、西洋的でおしゃれな感じを表したいという時に使うと良いでしょう。
ハイカラな町と言えば、神戸をイメージする人も多いようで、神戸=ハイカラとも思われています。
「ハイカラ」の例文
ハイカラな町に移住して、ハイカラな生活をしてみようかと思います。
ハイカラな友達が君にはいるようですが、紹介してくれませんか。
君は、ずいぶんとハイカラを気取った口の利き方をしますが、それはどうしてなのでしょうか。
君のお父様はとてもハイカラな趣味をお持ちのようですね。
私も一緒にそのハイカラな趣味をさせてほしいです。
ハイカラのまとめ
ハイカラというのは、西洋的で、明治時代を彷彿とさせることに対して使うのが正しいということになります。
例文でもかなり気取った文章になってしまいますので、みだりに使うと自分がさもハイカラな人物になったかのような気分にさせられてしまいます。
なので、傲慢になりすぎず、謙虚な気持ちを持って、ハイカラという言葉を使うようにすると良いでしょう。