「崩壊」と「崩落」の違い・意味と使い方・使い分け

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崩壊は「建物などが崩れ落ちること」。

物理的に崩れるケースもあれば、家庭が崩壊するなどのケースで使われることもあります。

崩落は「建物などが崩れ落ちること、株価などが一気に下がること」。

崩壊と同じような意味で使われることもありますが、株価が急激に下がったときに使われるというのは崩落という言葉の特徴と言えるでしょう。

「崩壊」の意味

崩壊とは、建物などが崩れ落ちることであり、そういった物理的に何かが壊れていく状況で使うことが多いです。

ただ、家庭が崩壊するという感じで、物理的ではない何かが大きく壊れたときにも崩壊という言葉を使うので、日常生活においては使用できるシーンがありますし、多くの人たちにとって馴染みが割とある言葉だと言えるでしょう。

「崩落」の意味

崩落とは、建物が崩れ落ちる、または株価などが急激に下がるという意味の言葉です。

崩壊と同じ意味を持っていますが、崩落ならではの意味としては株価の急激な下落です。

これは崩落ならではの意味であり、実際に株価が一気に下がったときには崩落という言葉を割と使うので、特定の人たちにとってはかなり馴染みがある言葉であると言えるのです。

「崩壊」と「崩落」の用法や用例

「大地震が起きたため、街の建物の多くが崩壊してしまった。

死者もたくさん出たし、この状況からどうやって復興をしていくのだろうか?」

「この前株価が崩落し、相当な下落になってみたいだな。

知り合いの投資家も嘆いていたよ。

俺は株に関しては大して詳しくないんだけど、株の怖さをマジマジと実感する出来事だったと思う。」

崩壊と崩落を区別して使えるケースは少ない

崩壊と崩落というのは多くの人は同じ意味として捉えているのではないか?と思われます。

建物などが崩れ落ちるという意味で使うケースがほとんどでしょう。

だから、崩壊と崩落は同じ意味として使っている人が現実的にはほとんどであり、区別して使っている人は現実的にあまりいないでしょうし、そもそも区別して使えるケースに遭遇すること自体少ないと思われるのです。

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