落馬は「主に競馬で、競走中に騎手が走っている馬から落下すること」。
記録としては競争中止として、失格と同じ扱いになります。
放馬は「レース以外の場面で馬がまたがっている騎手を振り落として、好き勝手に走ってしまうこと」。
レース前に起きることが多く、そこで無駄に体力を使ってしまったと分かれば、レースは競争除外になることもあります。
「落馬」の意味
落馬とは、競馬におけるレース中にいろいろな理由により、騎手が馬から落下してしまうことです。
非常に危ないシーンであり、騎手が負傷することも多々あります。
競争中止という扱いになり、失格と同じ状況なので、馬券に関してははずれとなるのです。
ちなみにレース前に騎手が馬から落ちたときには失格にならずに、もう1度またがってレースに臨みます。
「放馬」の意味
放馬とは、競馬において馬が騎手を振り落とし、好き勝手に走り回ってしまう状況のことです。
レール前に起きることが多く、基本的には馬を制止しようとしますが、思いのほか時間がかかってしまうことがあるのです。
その場合には体力を使ってしまい、レースに明らかに支障が出るケースもあるため、競争除外という形になることもあるのです。
競争除外の場合には馬券は購入金額が返還されます。
「落馬」と「放馬」の用法や用例
「競馬で落馬のシーンがあると、かなりヒヤッとするよ。
馬券が紙切れになるとか、ならない以前に騎手の身が心配になって、レース結果が頭に入ってこないんだよ。」
「競馬で放馬するようなケースがたまにあるけど、こういうのを見ると馬にも性格というのがあるんだなというのがよく分かるな。
やんちゃな馬というのもいるんだよな。」
落馬も放馬も競馬では滅多に見ないシーン
落馬と放馬というのは、主に競馬で見られるようなシーンですけど、両方に関して頻繁に見られるものではありません。
滅多に見られないものであり、特に放馬の方はかなり少ないと思われます。
馬もやっぱり生き物なので、レースの前後やレース中にはいろいろなアクシデントに見舞われることがあり、それに騎手が巻き込まれるということは発生してしまうのです。