「棚からぼたもち」の意味と使い方・由来や例文

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「棚からぼたもち」とは「思ってもみなかった幸運がやってくる」ことです。

棚の下で寝ている人の口の中にぼたもちが落ちた様子を表したことわざです。

ぼたもちと幸運があまり結びつかないと思いますが、昔は砂糖をたくさん使っているぼたもちは貴重なものでした。

庶民の口には砂糖を使っているぼたもちを食べる機会はほとんどなかったため、「思ってもみなかった幸運」のことを「棚からぼたもち」と表すようになりました。

「棚からぼたもち」の意味

「棚からぼたもち」の意味は「思ってもみなかった幸運がやってくる」と「苦労をせずに幸運がやってくる」という2つの意味があります。

「頑張っていないのに幸運を得ている」と皮肉を込めて使用されることもあります。

基本的には良い意味で使用されることがほとんどで、自分に対して幸運なことがあったときに使用し、他人に対して直接言うことはほとんどないことわざです。

「棚からぼたもち」の使い方

「棚からぼたもち」は「予想外の幸運が起きた」時や「苦労していないのに幸運がやってくる」時に使用されることわざです。

自分にとって予想外な幸運がおきた時に自分に向かって使用すると良い意味での使用となります。

しかし、他人の予想外の幸運に対して使うと皮肉であったり、妬みなどの意味に聞こえてしまうことがあるため使わないほうが賢明でしょう。

「棚からぼたもち」の例文

私はいつも金欠のためなかなか飲み会には参加しないタイプである。

今回も友達から飲み会に誘われたが断る予定だった。

しかし、今回の飲み会は安く飲み放題を利用できるため安心してもいいと言われた。

確かにかなり安くお財布には優しい。

料理もかなり安いが、これだけ安いと味は微妙なんだと思っていた。

しかし、お酒も料理も予想以上の美味しさで棚からぼたもちだった。

「棚からぼたもち」のまとめ

「棚からぼたもち」は「思ってもみなかった幸運がやってくる」と「苦労をせずに幸運がやってくる」という2つの意味があります。

他人に対して直接言うと皮肉に聞こえてしまう可能性があります。

そのため、自分に対してや自分だけの言葉内に留めておくことが懸命でしょう。

予想外の幸運は嬉しいものです。

しかし、また同じことが起きてくれるのではないかと期待してしまって、努力を怠ってしまうことはないようにしたいですね。

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