「順序」と「順番」の違い・意味と使い方・使い分け

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「順序」は、一定の規則に従って並んだ配列のことです。

また、「物事を行う手順」を指します。

「列に順序良く並ぶ」「順序だてる」「この表は順序不同」のように使います。

「順番」は、順を追ってかわるがわるそのことに当たることです。

また、その順番を指します。

「順番に答える」「面接に順番に呼ばれる」「順番待ち」のように使います。

「順序」の意味

「順序」は、一定の基準による並び方のことです。

「順番」「次第」「順」「序列」と同じ意味です。

また、決まった手順のことです。仕事などの段取りをいいます。

「カードを順序良く並べる」「順序が違う」「事件の内容を順序だてて話す」「その住所録は順序不同です」
「順序数」「順序関係」「順序を守って実験する」のように使います。

英訳の場合、「Order 」で訳します。

「順番」の意味

「順番」は、順序にしたがってかわるがわる行うことをいいます。

また、その順番のことです。

「面接室に順番に呼ばれる」「遊園地の乗り物の順番待ち」「順番を間違える」「順番が狂う」「順番が回ってくる」「順番に詰めて座ってください」のように使います。

英訳の場合、「Order/ one’s turn/ turn 」で訳されます。

「順」と「序」と「番」の字義と解字

「順」の字義(漢字の意味)は、「したがう」「すなお」「やわらく」「安んずる」「うける・受け継ぐ」「物事の次第」
「かわいがる・愛する」「教える」「正しい・よい」です。

「順」の解字(漢字の解説)では、「順」は、「頁+川」で構成されています。

「川」の部分は、「川」を意味します。

「順」は、「川の流れのように事態を流れにまかせる顔になる」という意味です。

転じて、「したがう」という意味も表します。

「序」の字義(漢字の意味)は、「かき・かべ」「わき部屋」「学びや・学校」「順序・次第」「ついず」「いとぐち・はし」「はしがき・序文」です。

「序」の解字(漢字の解説)では、「序」は「广+予」で構成されます。

「广」の部分は、建物を表します。

「予」は、伸びるという意味です。

「序」は、もともと「家の東西に伸びた垣根」という意味を表します。

「序」は「叙」に通じ、順序の意味に用います。

「叙」は、「順序をつける」「官職や勲位を授ける」という意味です。

「番」の字義(漢字の意味)は、「かわるがわる」「数」「未開の民族・外国のもの」という意味です。

「番」の解字(漢字の解説)では、「番」は「田+采」で構成されます。

「采・はん」の部分は、獣のつめの象形で、「放射状に広がる」という意味です。

「番」は「田畑に種をまく」という意味です。

「播・ハン・まく」の原字です。

「番」は、「かわるがわる事に当たる」という意味に用います。

「順序」は全体を決められた基準で配列すること、「順番」は次々にその事に当たることです

「順序」と「順番」の共通する意味は、「ある一定の基準に従って決められた配列のこと」です。

また、「その配列によって物事をおこなうこと」です。

「順序」は、配列を構成している一つ一つを取り上げるよりも、全体を一つの秩序と考えている言葉です。

「順序を踏む」「順序どおりに運ぶ」のように「手順」の意味でも用いられます。

「順番」は、「順序」ほど全体としての配列にとらわれず、その中で次々に何かに当たる様をいいます。

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