「残念」と「無念」の違い・意味と使い方・使い分け

B!

残念は「悔しい、または不満であるという思いがある状態のこと」。

悔しいという思いだけではなく、何らかのものに関して不満な気持ちがあるという意味合いで使うことができ、広く使える言葉です。

無念は「悔しいという思いがある状態のこと」。

不満があるというときにはあまり使いませんが、悔しいという思いに関しては残念よりは強いと言えます。

「残念」の意味

残念とは、悔しい思いがあるときや不満という思いを抱えているときに使うため、割と広く使用される言葉です。

悔しいという思いに関しては、一般的、日常的と言える範囲で使うことになり、それを超えて使うということはあまりないです。

また、不満があるときにも残念という言葉を使うケースは多々あり、日常生活の中で使用機会は大いにあるはずです。

「無念」の意味

無念とは、悔しい気持ちを抱えているようなときに使用することが多いです。

しかし、一般的な悔しいという気持ちよりも強い悔しさを抱いたときに使用することが多いです。

例えば、人が亡くなったときの悔しさを表現するときなどに無念という言葉を使います。

ただし、不満を抱えたときに使用するようなことは一般的にほとんどないです。

「残念」と「無念」の用法や用例

「欲しかったあのゲームが人気すぎて買えなくて、本当に残念だよ。

どのお店も入荷待ちみたいで、次はいつチャンスがあるか?分からないからな。」

「学生時代の友人が亡くなって無念だ。

昔はよく遊んでいたのだが、しばらく会っていなくて久しぶりに近況を知ることができた思ったらそれが訃報だなんて、今でも夢なんじゃないか?と思って、本当に信じられないよ。」

残念と無念は悔しいという意味では同じ

残念という言葉には悔しいという意味以外に不満を感じるという意味もありますが、悔しいという意味では無念と同じということになります。

でも、悔しさを表すときの程度が残念と無念では違い、残念は日常的に使うことが多いですが、無念は使う機会がかなり限られるということが言え、そこが2つの言葉における大きな違いなのです。

最新の記事はこちらから