風の吹き回しは「物事がその時々次第であり、一定しないこと」。
でも、普段とは違うことが思わず起こったというケースでも使うことができるので、そこは知っておきましょう。
時と場合によるは「物事はその都度いろいろな部分で違いがあるということ」。
毎回同じではなく、その都度違っている部分があるというケースで使う言葉になります。
「風の吹き回し」の意味
風の吹き回しとは、物事がその時々次第であり、一定しないことです。
また、普段とは違うことが起きたと言えるようなケースでも使っていきますから、そこは覚えておくといいでしょう。
どういう風の吹き回しという言い方がよく使われていますし、これに関しては聞いたことがある人はそれなりに多くいるのではないかと思われます。
「時と場合による」の意味
時と場合によるとは、物事はその都度いろいろな部分で違いがあるということです。
意味に関して言えば、風の吹き回しに似ている部分があります。
同じような場面で使っていくこともできると言えるでしょう。
しかし、知名度的にはこっちの方が上です。
時と場合によるの方が使われやすくなっていると評価できると言えるはずです。
「風の吹き回し」と「時と場合による」の用法や用例
「たいてい不愛想な人が、今日に限って愛想がいいと、どういう風の吹き回しかと思えてくる。
気分によって、態度が変わることがあるとしても、不思議な感じがするんだよな。」
「対処の仕方については、時と場合によるから、一概には言えない。
そういう意味では、あらかじめマニュアルのようなものを作ることは、ちょっと厳しいと言える。」
風の吹き回しと時と場合によるは使用頻度が異なる
風の吹き回しと時と場合によるは、意味は似ている部分があります。
完全に一致しているとは言えませんが、割と似ていると評価できるでしょう。
ともに多くの人たちが知っている言い方になります。
でも、日常的には時と場合によるの方が使いやすくなっています。
こちらの方が多くのシーンで使っていくことがしやすいと評価できます。