「効能」と「効果」の違い・意味と使い方・使い分け

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効能は「プラスに働く結果をもたらす能力や効き目の事」。

「効力」「実効」「効用」と言い換えると分かりやすいです。

効果は「効能で得られるプラスの結果」。

「成果」「結果」と言い換えると分かりやすいです。

効能は働きで効果はその結果の事をいいます。

効能は良い作用で使いますし、効果もある事の結果が良い事に使われます。

効能はプラスに働くある働きや作用の事をいいます

効能は薬品によく使われる効き目を説明した効能書でも分かりますように、何等かのプラスに作用する働きの事をいいます。

薬や食品、果物、温泉など体の健康に良い影響を与える場合に使われています。

例えばトマトに含まれるリコピンは体に良い効能がありますとか、緑茶の効能には抗酸化作用がありますとか具体的なプラスの働きの事をいいます。

効果は良い結果の事です

効果は結果の事でそれはある働きや技術、方法によりもたらされる物になります。

例えば効果音と言われる音は人が工夫していろいろな道具を使い疑似的な雨や波の音を出すことで得られる結果の音をいいます。

また、胃が痛むので胃酸を抑える薬を飲んだところ胃がすっきりする効果が得られたとか、ピアノの練習の効果が発表会で発揮されたとかいう場合は、ある働き、つまり薬を飲んだとか練習をしたという事がプラスの結果となる事です。

色々な効能があると言われている食品を試してみたところある物には効果があった

健康に良いとされている効能がある食品などは広く周知がなされているため、試してみようという気になりますが、実際ためしても自分の体に合う食品はすべてではないようで、ある食品については効果が出たように感じます。

自分の体は胃腸など消化器が弱いと思っていればそれにあった効能のある食品を試してみるものです。

効能は働きであり効果は効能が示す働きにより結果として現れるものです

効能はそのものが持つ作用や働きの事で、それを服用したり、摂取したりする事で効能の効果が表れて、プラスの結果が認識できるのです。

効果は単なる結果ではなく、プラスの影響が望めることを行ったことで得られるプラスの結果となります。

マイナスの結果とは言いますがマイナスの効果とは言いません。

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