消長は「勢いが衰えたり、盛んになったりという状況のこと」。
このような意味なので、日常的に使いやすい面があると言えるでしょう。
でも、マイナーな表現です。
盛衰は「物事が盛んになったり、衰えたりすること」。
消長の意味にそれなりに近いです。
でも、知名度においては盛衰の方が高いので、そこで区別をしていくことができます。
「消長」の意味
消長とは、勢いが衰えたり、盛んになったりという状況のことです。
何らかの物事の勢いにおいて、衰えたり、盛んになったりという両方の状況を示す意味で使われる言葉になります。
使うことができるシーンはそこそこありそうですけど、こういう言葉を見聞きする機会は多くありません。
どうしても知名度は高くない状況と言えるのです。
「盛衰」の意味
盛衰とは、物事が盛んになったり、衰えたりすることです。
このような意味なので、消長と同じ意味で使っていくことができるはずです。
意味においては、区別しづらい状況となっています。
でも、知名度においては、盛衰の方が高いと言えるでしょう。
消長と比べると、それなりに有名な言い方になるので、そういった点は知っておきましょう。
「消長」と「盛衰」の用法や用例
「物事というのは、常に同じ状況であるとは限らない。
勢いについては盛んだったり、衰えたりするものだ。
そういう消長の状況があると言えるんじゃないかな。」
「盛衰と言えるような状況はそんなに珍しくないはずだ。
むしろ多くの物事はそのような状況が観察される可能性が高いと思うんだ。
そこは頭に入れておきたい部分だろう。」
消長と盛衰は意味はそこそこ近い
消長と盛衰は意味はそこそこ近いと言えると思われます。
明らかな意味の違いはないでしょう。
したがって、そのような点では区別はしづらいです。
でも、使用頻度においては、盛衰の方が高いと評価できるでしょう。
こちらの方が知名度が高いため、自然と使われるチャンスも多くあると言えるのです。
そこは重要な箇所になります。