偽言は「偽りの言葉のこと」。
つまり、嘘を意味する言葉になります。
嘘の意味で使うことができるので、使用できるシーンはそれなりに多く存在していると言えるでしょう。
妄言は「出まかせの言葉のこと、根拠がない言葉のこと」。
偽言の意味に似ていますけど、ちょっと違いはあると言えるでしょう。
妄言の方が使用頻度は高いです。
「偽言」の意味
偽言とは、偽りの言葉のことです。
嘘という言い方ができるのではないかと思われます。
したがって、普通に使いやすい言い方になるはずです。
ただ、偽言という言葉はそんなに有名ではありませんから、そこは知っておかないといけないでしょう。
馴染みは感じづらいですし、他人が使っているのを見聞きするシーンはあまりないはずです。
「妄言」の意味
妄言とは、出まかせの言葉のこと、根拠がない言葉のことです。
嘘と言えるようなケースも含むので、偽言に意味は近いのではないかと思われます。
妄言という言い方も頻繁には使われないですけど、偽言よりは使用頻度は高いと思われます。
こちらの方が知っている人が多いはずなので、そういう部分は理解しておいた方がいいです。
「偽言」と「妄言」の用法や用例
「偽言というのは、多くが使っているのではないかと思うんだ。
嘘をついたことがない人はほぼいないだろうし、日常的に見られる光景と言える可能性が高いだろう。」
「人はときに妄言を言うことがある。
しかし、それが妄言なのかどうかの判断では容易ではないと言えるだろう。
したがって、その都度きちんと見極めていく必要があるんだ。」
偽言と妄言は意味は似ている
偽言と妄言はやや意味が似ています。
明らかな違いは存在していないので、区別しづらいと感じられる可能性があるでしょう。
ただ、どちらかと言えば、妄言の方が見聞きしやすい言い方になるかもしれません。
偽言という表現はそんなにメジャーではないので、この言葉は普段の生活においては、ほとんど使われないと言えるでしょう。