愛国心は「自国の国民性や政治体制などに愛着を持つ心のこと」。

「愛着」と言い換えると分かりやすい。

祖国愛は「自国の歴史や自然などに愛着を抱くこと」。

「愛国心」と言い換えると分かりやすい。

「愛国心」も「祖国愛」も生まれ育った同じ民族の国に対して抱く愛情のことです。

人間は同じ民族同士結束を持ちます。

これはすべての動物について言えることかも知れません。

「愛国心」は自発的なもの、または押し付けられるもの

「愛国心」は自発的に国民が持つことが自然ですが、国によっては政権指導部の押し付けのようなものもあります。

普通、日本人は日本のことを心から愛着を持っています。

独裁国家においては、独裁者のことを敬愛するように強要されますから、愛国心は有っても心からのものとは考えにくくなります。

民族愛のようなものは有るかも知れません。

「祖国愛」は民族愛

「祖国愛」は生まれ育った祖国、民族に対する愛着のことです。

歴史や言語、文化など親しんできたものに愛着を持つことは当たり前なのかも知れません。

同じ民族であることで共有しているものは多くありますから、「祖国愛」も自然に持つものになります。

しかし、為政者の捏造によるものを自国の歴史や文化と思い込むこともしばしばあり、真の「祖国愛」は正しい認識でなければならないのです。

「祖国愛」より「愛国心」の方が操作しやすい

「祖国愛」は簡単には変えられませんが、「愛国心」は国家の扇動により簡単に国民に植え付けることが出来ます。

かつて戦時中の日本はそうであった苦い歴史を持っています。

近年では、R国やC国、K国などが同じようにプロパガンダを国民に押し付けています。

自由主義を信奉する陣営では起こり得ないことです。

「祖国愛」も「愛国心」も自発的なものでないと本物ではありません。

「愛国心」と「祖国愛」とは

「愛国心」は同じ民族、国民性、歴史、文化などに愛着を持つことです。

国家の行うことは正しいと思って行動を起こすことは偽の「愛国心」になりかねません。

社会主義国や独裁国では往々にしてプロパガンダに扇動される国民が多く見られます。

本当の「愛国心」は「祖国愛」のようなもので、自然発生的に国民が持つ正しい認識に基づいたものであるべきなのです。

おすすめの記事