遠国は「遠く離れた場所にある国のこと」。
都から離れた場所にある国という意味で使うこともあるので、そういったところも知っておいた方がいいでしょう。
異国は「文化や習慣などが異なっている国のこと」。
自国と比べて、そういう部分において大きな違いがある国を指しているので、遠国とは同じ意味ではないと評価できるでしょう。
「遠国」の意味
遠国とは、遠く離れた場所にある国のことです。
基本的には地理的に遠い場所にある国という意味で使っていきます。
自国から遠い場所にある国であれば、あらゆるケースで使うことができるので、該当する国はかなり多くあるでしょう。
でも、こういう言い方をするケースは多くありませんから、聞き慣れない言葉という評価ができます。
「異国」の意味
異国とは、文化や習慣などが異なっている国のことです。
自国と比べて、そういう部分で違いを実感できるような国に対して使う表現になりますから、遠国とは意味は異なっている状況です。
知名度としては異国の方が高いと思われるので、こちらの方が見聞きする機会は多いでしょうし、そこは知っておいた方がいいポイントになります。
「遠国」と「異国」の用法や用例
「遠国に関しては、実際に向かうときにはかなりの手間と時間を要する。
しかし、距離的に離れている国に関して、行ってみたいと思えるところは実際にあるんだよな。」
「異国と言える国の場合、生活スタイルが私たちの日常と全く異なっている状況があり得るだろう。
しかし、彼らから見れば、私たちの日常も同じように見えるのだろう。」
遠国と異国は意味はやや異なっている
遠国と異国は同じ意味ではないですし、意味では一応区別ができる状況となっています。
遠国は距離が離れている国という意味で使うものの、異国は文化や習慣などが異なっている国という意味で使っていくので、そういったところは覚えておきましょう。
一般的には異国の方がメジャーな言い方になると言えると思われる状況でしょう。