「先着順」と「早い者勝ち」の違い・意味と使い方・使い分け

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先着順は「先に来た人、並んだ人からというルールのこと」。

一般的には列に並んだりして、順番通りに購入権を得られるようなルールになります。

早い者勝ちは「早く来た人からというルールのこと」。

列に並ぶとか、そういった状況ではなく来た人から好きなように購入権を得るなどの状況を指しているので、混乱を招きやすい状況ではあります。

「先着順」の意味

先着順というのは、先に来た人から何かしらの権利を得るような状況で、特定の品を購入する権利の場合が多いです。

先に来た人から列を作り、順番に並んでいくというケースが多いので、購入できる権利が何番目かというのが分かりやすい状況となっています。

先着順は特にトラブルが起きづらい、平和的な手段であると言えるのでしょう。

「早い者勝ち」の意味

早い者勝ちというのは、早く来た人から何らかの権利を得るということで、購入権であるようなケースが多いですが、早く来た人から列を作るというよりは、早く来た人からすぐに買っていくような状況になることも多々あります。

したがって、購入希望者が多く押し寄せることでその場が混乱しやすく、トラブルに発展する可能性もあるのです。

「先着順」と「早い者勝ち」の用法や用例

「このチケットは先着順であり、抽選ではないから早く行動に移した方が良いな。

ということは、権利を得るために早くスタンバイができる人間が有利ということだ。」

「早い者勝ちの福袋があのデパートで売られるみたいだけど、毎年すごい争奪戦になっているみたいね。

したがって、争いになりやすいから参加するなら覚悟しておいた方が良いと思うよ。」

先着順と早い者勝ちは状況が違う

先着順と早い者勝ちというのはともに先に来た人が利益を得られるルールとなっているものの、その状況はちょっと異なります。

平和的な状況なのが先着順ですが、混乱しやすい状況なのが早い者勝ちなのです。

ただ、現代ではインターネットなどが使われるので、必ずしも列を作ったり、お店の中で争奪戦をしたりというシーンは少なくなってきていますが。

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