「ため息」と「吐息」と「嘆息」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

「ため息」は、失望・心配または感心した時つく息です。

英語では「a sigh」で表されます。

「安堵のため息をつく」は「heave a sigh of relief」「sigh with relief」です。

「ため息ついて」は「with a sigh」です。

「吐息」は、落胆したり安心したりしてつく息です。

英語では「ため息」と同じく「a sigh」で表されます。

「この不況に青息吐息です」は「I am having a terrible time trying to survive this recession. 」
「I am having a terrible time trying to survive this slump in business. 」です。

「嘆息」は、嘆いてため息をつくことです。

英語では「a sigh」「a grief」「lamentation」で表されます。

「ため息」という意味の場合「a sigh」を使います。

「悲嘆」という意味の場合」「a grief」です。

文語的表現の場合「lamentation」を使います。

「彼の落選に一同嘆息した」は「Everybody heaved a sigh at the news of his defeat in the election. 」です。

「ため息」の意味

「ため息」は、失望・心配または感心した時、緊張が解けた時に想わずつく長いです。

「長息」「大息」と同じ意味です。

義経紀(7)に「武蔵坊あまりの嬉しさに腰を抑え、空へ向ひてため息ついてぞ居たりける」とあります。

以下のように使います。

思わずため息をつく ため息が出る ため息をもらす

☆heave
他動詞の意味は「持ちあげる」「放り投げる」「ため息を吐く・うなり声を発する」「綱で引き寄せる」です。

「うなり声をあげる」は「heave a groan」です。

「吐息」の意味

「吐息」は、落胆したり安心したりしてつく息です。

浄瑠璃(仮名手本忠臣蔵)に「ああ、しんどやと吐息つく」とあります。

以下のように使います。

ほっと吐息をつく 吐息をもらす 青息吐息

☆青息吐息
嘆息する時や弱った時に出すため息です。

また、そのため息が出る状況です。

浄瑠璃(菅原伝授手習鑑)に「物をもえ言はず青息吐息」とあります。

「嘆息」の意味

「嘆息」は、嘆いてため息をつくことです。

甚だしく嘆くことです。

また、そのため息です。

以下のように使います。

天を仰いで嘆息する 嘆息をもらす 長嘆息 悲報を聞いて嘆息する

☆lamentation
名詞です。

「悲嘆・哀悼」「聖書の哀歌」です。

「エレミヤの哀歌」は「Lamentation of Jeremiah」です
「Lamentation」には「キリストの哀悼」という意味があります。

十字架から降ろされたばかりの死せるイエスを囲んで、嘆き悲しむ聖母マリア・マグダラのマリア・ヨハネらの姿を表した図が有名です。

「ため息」は 失望・心配または感心した時つく息、「吐息」は 落胆したり安心したりしてつく息、「嘆息」は嘆いてため息をつくことです。

「ため息」「吐息」「嘆息」は、類語です。

共通する意味は「悩み・苦しみ・心配事ある時、がっかりした時、感動した時に思わず出る長い息」です。

「ため息」は、失望・心配または感心した時に長くつく息です。

日常的に使われます。

「吐息」は、落胆したり安心したりしてつく息です。

「嘆息」は、嘆いてため息をつくことです。

「吐息」「嘆息」は、文章語的表現です。

最新の記事はこちらから