「古本」と「古書」の違い・意味と使い方・使い分け

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古本は「中古の本のこと」。

新品ではないという意味で、すでに誰かの手に渡っているという意味合いがあります。

古書は「すでに絶版になっている本のこと」。

絶版になっているということで、すでに手に入れるのが難しい本のことを古書と言います。

古本の概念と被るときもあるので、古書の概念はかなり古本に近いものであると言えます。

「古本」の意味

古本というのは、中古の本のことです。

新品で売られているものに対しては古本という言い方はされません。

しかし、それが購入され、誰かの手に渡った段階で古本になるのです。

したがって、その本を誰かがさらに購入するときには古本として扱われることになります。

中古の本という認識を持っておけば間違いないということになります。

「古書」の意味

古書というのは、すでに絶版になっている本のことです。

つまり、今後同じ本が新しく売られることがないので、その本を新品で手に入れることはかなり難しい状況になっているのです。

中古で手に入れることは可能ですが、そういったときには古本となっているものを買うことになります。

したがって、絶版の本というのは、世の中に存在している状態としては古本になっているものがほとんどと言えます。

「古本」と「古書」の用法や用例

「欲しいマンガを全巻買おうと思うのだが、新品で買うとかなりお金がかかるから古本で買おうと思うんだ。

古本ならば中古だから、値段はそこまで高くならないだろうし。」

「あの本はすでに絶版となっており、古書と言えるだろう。

人気の本だから中古でも欲しがる人は多くいると思うけど、その分値段も結構高くなるのではないだろうか。」

古本と古書は概念として被る部分もある

古本は中古の状態の本のことで、古書は絶版になっていて中古じゃないと手に入りにくい本のことです。

したがって、古本と古書というのは意味としては違いますけど、どちらも状況としては、その時点で世の中に存在しているものは中古という扱いになるので、古本と古書というのは似ている部分、概念として被っている部分があるということになるのです。

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