「極大」と「最大」の違い・意味と使い方・由来や例文

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極大は「極めて大きいこと」「巨大」と言い換えると分かりやすい。

最大は「比較する範囲で最も大きなもののこと」。

「マキシム」と言い換えると分かりやすい。

「極大」は極めて大きいことですから、「最大」と一致する場合と異なる場合があります。

また、「マキシム」は「最大限」という意味ですから、「最大」とは似ていますがやや異なる意味の言葉です。

「極大」は特別大きなもの

「極大」は特別に大きなもの、多いもののことで絶対的な大きさと言うより相対的に大きいことを言います。

「きわめて大きいもの、多いもの」ですから世の中には一つだけでなく沢山あると言うことです。

「アメリカやロシア、中国」などは「極大国家、巨大国家」と言えます。

「巨大」と言う言葉に置き換えても良いものです。

太陽黒点や流星群の場合、「極大期」があり最も多く見られる時期のことですが、「最大期」とは言いません。

「最大」は「最も大きいこと」

「最大」は最も大きいことですが、ある範囲の中でのことを言います。

「~の中では最大」と使い、世の中には様々な分野で「最大」のものが数多く存在します。

例えば、国家では最大国家は面積でいう場合や人口、軍事力、経済力、影響力などでそれぞれ存在するわけです。

日本国内で最大の湖は琵琶湖ですが、世界で最大の湖はカスピ海となります。

「極大」と「最大」は異なるもの

数学では「極大」と「最大」は「極小、最小」と同様に異なるものとして扱われ、3次関数グラフの一番高い波の頂点が「最大」であり、次に高い頂点や近隣の頂点が「極大」となります。

定積分でも「極大値」と言う概念を使います。

普通に考えると「極大値」は「最大」のものに感じますが「極大」を使います。

「無限」は「最大、極大」ではなく存在しないということです。

「極大」と「最大」とは

「極大」は「極めて大きなもの、巨大なもの、きわめて多いこと」などを言います。

絶対的な大きさと言うより相対的なものと言えます。

「最大」はある範囲で最も大きなものを言います。

絶対的な概念と言うより相対的なことを言います。

世の中には「極大、最大」なものが多く存在している訳です。

数学では「極大、最大」は異なる概念として扱われます。

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