「専願」と「併願」の違い・意味と使い方・使い分け

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専願は「特定の学校だけを受けること」。

特定の学校の入試だけを受けて、合格すればそこに入学をすると決めている状態のことです。

併願は「いくつもの学校を受けること」。

複数の学校を受けるため、どこに入学するかは結果次第ですし、複数合格した場合でもどこに入学するかは改めて考えて結論を出すということがあるのです。

「専願」の意味

専願というのは、主に入試などで使われる概念であり、その学校しか受けないようなときに使用されます。

そして、そこに受かったときには入学するという前提で受験をするのです。

単願という言い方をする場合もありますけど、意味はほとんど変わりません。

どちらかというと専願という言葉を使うケースの方が多いと言えるでしょう。

「併願」の意味

併願というのは、主に入試などで使われる概念ですが、特定の学校のみではなく、いろいろな学校を受けることを意味しています。

したがって、合格する学校が複数出る場合もありますが、その際にはどこを選ぶかというのは完全に自由に決めることができます。

したがって、併願は入試において一般的にとられる戦略になると言えるのです。

「専願」と「併願」の用法や用例

「推薦入試は基本的に専願であり、受かったらそこに入学をしないといけないことになっている。

だから、絶対に行きたいところを受けるべきだ。」

「一般入試を受けるならば併願をした方が良い。

第一志望を受けつつも、滑り止めなどを含めて多くを受けておかないと、全部落ちるなんてことになりかねないからな。

保険はちゃんと作っておくべきだ。」

専願と併願ではメジャーな入試形態が違う

専願というのは主に推薦入試でとられるもので、推薦入試は基本的には専願であり、受かったらそこに入学するということで受けます。

そして、併願は一般入試でとられることが多い戦略です。

したがって、それぞれは推薦入試、一般入試ごとに完全に分かれており、入試形態の違いが専願、併願を分けるものといっても過言ではないでしょう。

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