「本位」と「本意」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

本位は「判断や行動をするときに基準にする部分のこと」。

何らかの基準をもとに判断したり、行動することがありますが、そういったときに本位という言葉を使います。

本意は「本当の気持ちのこと」。

その人の本当の気持ちに関して使う言葉であり、本当の気持ちではないという意味の不本意という言葉もそれなりに有名と言えます。

「本位」の意味

本位とは、判断や行動をするときに基準にする部分のことです。

人は判断や行動をする際に何らかの基準をもとに決めていきますけど、その基準に対して本位という言い方をしていきます。

日常生活ではそんなに使われない表現なので、馴染みは感じづらいでしょう。

でも、たまに見聞きする可能性がありますから、意味は知っておきましょう。

「本意」の意味

本意とは、本当の気持ちのことです。

つまり、本心という言い方もできるのではないかと思われます。

その人が持つ本当の気持ちを表すときに使う言葉なので、そこそこ使用できる場面はあるでしょう。

不本意という表現に関しても有名ですし、こちらを使うシーンもそれなりにあるはずですから、そこは知っておくといいと言えるでしょう。

「本位」と「本意」の用法や用例

「人は多くが自分本位で物事を判断して、行動すると言える。

自分を疑わないというか、自分の判断や行動を常に無意識に信じている面があるのではないかな。」

「本意としては別の結果を望んでいたが、こういう結果になる状況も想定していた。

したがって、そこに関しては今は受け入れたいと思う。

今度は違う結果になるように頑張りたいと思うんだ。」

本位と本意は意味で区別ができる

本位と本意に関しては、表記は似ていると言えるものの、意味は異なっている状況なので、そこは理解しておく必要があります。

したがって、両者は使用する場面にも違いが存在している状況と評価できるのです。

こういった言葉は頻繁に使うことはないですが、たまに見聞きする機会はあるので、しっかりと意味を理解しておきましょう。

最新の記事はこちらから