「未踏」と「未開」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

未踏は「人類がいまだ到達していないこと」。

「未踏破」と言い換えると分かりやすい。

未開は「文明がまだ行き届いていないこと」。

「未文明」と言い換えると分かりやすい。

「未踏」は「いまだ踏まず」ですから、人類がいまだ到達することが出来ていないことを意味します。

前人未踏の南極点やエベレストなどは既に征服がなされています。

「未開」の地も少なくなりましたが、南米大陸にはいまだ存在していることが確認されています。

「未踏」は未征服の場所

「未踏」は「いまだ踏まず」のことで、人類が未征服の地のことです。

身も当方では最高峰のエベレストは既に征服され、残る未踏峰はいくつかありますが、登頂が非常に難しい山になります。

「未踏」の場所は山ばかりではなく、深海や宇宙関係がまだ、手つかずのまま残っています。

ただし、無人探査機では到達していることがあります。

「未開」は未文明の場所

「未開」は「いまだ開けず」のことで、人類文明が届かない場所のことです。

何らかの理由で、文明人を寄せ付けない場所はまだあるのです。

そのような場所に住む人間は「未開人」と呼ばれています。

文明を拒絶していることで、原始的な生活を続けていると言うことです。

多くは南米大陸のあり、アマゾン奥地やペルーなどに残っています。

「未踏」と「未開」とでは「未踏」が圧倒的に多い

「未踏」の地はまだまだ多く、例えば人類は宇宙のことはほとんど「未踏」なのです。

僅かに「月」には人類が降り立ちましたが、他の惑星は条件が厳しいこともあり、探査機のみになっています。

火星には希望を持てるのですが、まだ将来のことになりそうです。

それほど宇宙は厳しい真空の世界なのです。

海洋はかなり深い場所まで、到達をしていますが全体的にはほんのわずかなのです。

半面「未開」の地はだんだん少なくなりつつあります。

「未踏」と「未開」とは

「未踏」は「人類がいまだ足を踏みいれたことがない場所」のことです。

地球上の未踏峰や深海などがありますが、宇宙はまだ一部のみで手つかず状態です。

「未開」は「人類文明の行き届かない場所」のことです。

南米の一部の地域は人を寄せ付けず、現代文明を拒否しています。

世界には「未開人」や「未開社会」がまだ多く残されていますが、彼らの拒絶理由は過去の出来事に由来しているのではと言われています。

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