「累計」と「集計」の違い・意味と使い方・由来や例文

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累計は「その都度計算した部分を次々と足していき、さらに合計を出すこと」。

つまり、計算を何度もしていくという意味であり、その都度合計の値も変わってくると言えます。

集計は「いくつかの数値を集めて、それらを合計すること」。

複数の数値を足していくという部分は累計に近いですが、集計は1度に行う点がポイントです。

「累計」の意味

累計とは、その都度計算した部分を次々と足していき、さらに合計を出すことです。

何らかの数値をどんどん足していく状況であり、その都度合計値が変わっていくという意味になります。

1度で合計を出すわけではなく、その都度合計を出していくという部分がポイントになるので、そこに関しては特に覚えておいた方がいいでしょう。

「集計」の意味

集計とは、いくつかの数値を集めて、それらを合計することです。

すでに存在している数値を全部足すといった意味になるので、そこはポイントであると評価できるでしょう。

したがって、累計とはやや意味が違います。

一般的には集計の方がメジャーな言い方になると思われますから、こちらの方が馴染みを感じやすいと言えると思われます。

「累計」と「集計」の用法や用例

「寄付を募ったが、今のところの累計はこういった額だ。

まだまだ目標額には届いていない。

しかし、今後少しずつ目標額に近づいていくのではないかと思うんだ。」

「今回のアンケート結果を集計してみたが、割と予想通りの結果だったと言えるだろう。

そういう意味では、あまり驚きはないし、新鮮さもないと評価できるかもしれないな。」

累計と集計は意味で区別ができる

累計と集計は表記はそこそこ似ているものの、意味は同じではありません。

したがって、これらの言葉はそういう部分で区別をすることが十分に可能であると言えるでしょう。

また、両者は使用頻度においても差がある状況です。

累計よりも集計の方が有名な表現になりますから、ここについても区別できる箇所になると言えるはずです。

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