「お待ちかね」と「待ちに待った」の違い・意味と使い方・由来や例文

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お待ちかねは「ずっと待っていたこと」。

ずっと待っていたものがようやく登場するといったケースで使う言葉です。

そこそこ有名な表現と言えます。

待ちに待ったは「かなり長く待っていた状況のこと」。

相当長く待っていたが、ようやくその状況が終わりを迎えたと言える場面で使う言葉になります。

お待ちかねの意味にかなり近いです。

「お待ちかね」の意味

お待ちかねとは、ずっと待っていたことです。

これまで長い間待っていた状況を指していますが、ようやく待つ状況が終わったと言えるシーンで使用することが多いです。

お待ちかねという表現は使用頻度はそんなに高くはないものの、多くの人たちは聞いたことがあるはずです。

したがって、知名度は結構高いと言えるのではないかと思われます。

「待ちに待った」の意味

待ちに待ったとは、かなり長く待っていた状況のことです。

これまでかなり長い時間待っていたが、その状況がようやく終わったときに使う言葉になります。

意味としてはお待ちかねと大差ありません。

したがって、意味で区別することは難しいと評価できますし、使用するシーンに関してはほぼ同じであると評価できると思われます。

「お待ちかね」と「待ちに待った」の用法や用例

「お待ちかねの夕食の時間だ。

多くの人たちはお腹を空かせていたと思うから、遠慮しないでたくさん食べてほしい。

十分な量を用意したから、足りなくなることはないだろう。」

「このドラマの放送日を俺はずっと待ちに待っていたんだ。

以前からずっと楽しみにしていたから、その日がようやく訪れてくれたと言える状況だろうな。」

お待ちかねと待ちに待ったは意味では区別しづらい

お待ちかねと待ちに待ったに関しては意味はかなり似ている状況であり、そういう部分で区別をすることは難しいと言えるでしょう。

だから、これらの言葉は同様のシーンで使っていくことができると思われます。

両者ともに知名度はそこそこ高いので、知っている人はかなり多いでしょうし、自分で使ったことがある人も結構いるはずです。

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