首長は「都道府県知事や自治体の長のこと」「ぐび長」と言い換えると分かりやすい。
市長は「市の首長のこと」。
「市トップ」と言い換えると分かりやすい。
「首長」は「しゅちょう」と読みますから「市長」の「しちょう」と紛らわしいことになります。
そのため「くびちょう」と言う言い方がなされているようです。
このような事例は「私立を、いちりつ」「私立を、わたくしりつ」と言うことと同じです。
「首長」は「しゅちょう」と読む言葉
「首長」は「しゅちょう」と読み、行政機関のトップのことを言います。
都道府県や市町村、また、国の総理大臣のことも言うのです。
特に「市長=しちょう」との区別が紛らわしく「市長」を「くびちょう」と呼ぶ慣習が役所にはあるようです。
「市立と私立」を「いちりつ、わたくしりつ」、また、「化学はばけがく」と言うことと同じ理屈になります。
「市長」は「市」のトップのこと
「市長」は「市」の行政トップのことです。
市民の代表として、議会では行政側のトップとして位置づけられます。
予算案や様々な条例を議会に提出する大事な役割があります。
なお、議会は定例で年4回開かれます。
また、「市長」は選挙で選出され人気は4年になります。
「市長」の多選が問題になることがありますが、何期でも務めることは可能です。
選挙で選ばれれば問題はありません。
「市長」の多選とは
「市長」に限らず日本では多選を禁止する法律がありません。
世界では再選を禁止する国がある中、日本は別格と言えます。
「市長」の多選記録は貝塚市にあり、10期40年と言うものです。
多選は良い面と悪い面があるようで、良い面としては良い市政を長く続けられることがあり、悪い面では、後進に道を譲らないこと、健康面の不安、行政の停滞などがあります。
多選自粛も行われていますが、選挙に強い限り防止は困難です。
「首長」と「市長」とは
「首長=しゅちょう」は行政のトップのことを言い、首相を始め、都道府県知事、市区町村のトップのことです。
立法機関の議会に出席し、法案や予算案などを議会に諮り承認を得ます。
「市長」は「市」の「首長」のことで、「しちょう」が「しゅちょう」と紛らわしいことから「くびちょう」と言い慣わすことがあります。
いずれも多選が問題となりますが、選挙に通れば何期でも出来ることになります。