大物は「同類において、特に大きいと言える存在のこと」。
人間に対しても使われますが、他の生き物に対しても使われることがあります。
それなりに有名な表現でしょう。
上物は「上等であると言えるもののこと」。
特定のジャンルのものの中でも、特に品質などにおいて優れている、ランクが高いと言えるものを指して使っていきます。
「大物」の意味
大物とは、同類において、特に大きいと言える存在のことです。
基本的には種類は同じなのに、一般的なサイズと比べて、非常に大きいと感じる存在に対して使います。
ただ、人間に対して使うときには、必ずしも身体のサイズという意味で使うとは限りません。
存在感などが大きいと言えるケースでも使うことができるので、そこは知っておきましょう。
「上物」の意味
上物とは、上等であると言えるもののことです。
同じ種類のものの中でも、特に品質が優れているものに対して使っていきます。
したがって、大物と同じ意味とは言い難いでしょう。
使用する場面についても異なっていると評価できます。
でも、知名度はそこそこ高い言い方になるので、表現を知っている人は割と多いと評価できます。
「大物」と「上物」の用法や用例
「これだけの大物を釣り上げる機会はなかなかない。
したがって、食べるのがもったいないと感じているくらいだ。
記念に写真は一応撮っておこうと思う。」
「今回用意した食材は上物ばかりだ。
したがって、これらを使って料理をすれば、かなり美味しいものが出来上がると言えるだろうな。
完成するのが今から非常に楽しみだよ。」
大物と上物はちょっと意味が違う
大物と上物はなんとなく意味が似ていると思えるかもしれないですけど、意味は同じではありません。
したがって、使用する場面も異なっていると言えるのです。
だから、それなりに区別はしやすいと思われます。
両方とも知名度はそこそこ高いでしょうから、知っている人は多くいるはずです。
実際に使う機会はあまり多くないかもしれませんが。