「栄養」と「滋養」の違い・意味と使い方・由来や例文

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栄養は「摂取することで体の成長や活動などに資するもののこと」。

「成長活動機能」と言い換えると分かりやすい。

滋養は「摂取することで体の機能の強化に資するもののこと」。

「強化機能」と言い換えると分かりやすい。

「栄養」と「滋養」は体のためになる食べ物や飲み物のことを言いますが、どちらも同じ様に使えることが多い言葉です。

「栄養」は五大栄養素がある

「栄養」とは成長や活動エネルギーの源になるものと言えます。

「炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル」の五つを五大栄養素と言います。

食事やお菓子、果物、サプリなどを摂取することにより体内に取り込まれます。

栄養素はカロリーで計算が出来るため、全体のカロリーや個別の食物のカロリーで調整が出来るのです。

専門的には栄養士と言う国家資格があります。

「滋養」は「栄養」を強化するもの

「滋養」は「滋養強壮」と言う言葉の通り、「栄養」に資するものや「強壮」に資するものを言います。

「ウナギ、ニンニク、牡蛎、ニラ、卵」などの食物や「栄養ドリンク」「サブリメント」などのことを言います。

「滋」と言う言葉はここでは「養分になること、潤うこと」を言いますが「茂ること、ますこと、増えること、おいしいこと」などの意味にもなります。

「栄養」と「滋養」の用例

「栄養」では、「栄養を沢山摂って、大きくなりなさい」「こんにゃくは栄養分がない」「栄養過多で肥満体質になった」「栄養不足で虚弱になった」「栄養バランスが食事には大切だ」「病院食の栄養はカロリー計算されたものだ」などと使い、「滋養」では「滋養強壮にはウナギが良いとされている」「夏バテには滋養を考えてウナギが良い」「滋養強壮剤の栄養ドリンク」などと使います。

「栄養」と「滋養」とは

「栄養」は生き物の成長や活動に必要なものと言えます。

食事により炭水化物や蛋白質などの栄養素を摂取することで体内に取り入れエネルギー源とします。

「滋養」は栄養の活動を助けるものと言えます。

食事でとることもできますし、特別に「滋養物」として食べることや飲むこともします。

「栄養」と「滋養」は同義に使われることもあります。

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