「大福」と「草餅」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

大福は「求肥の皮で小豆餡を包み作られる和菓子のこと。」

「餡子餅」と言い換えると分かりやすい。

草餅は「ヨモギなどを練り込んだ餅の皮に小豆餡を包んで作る和菓子のこと」。

「ヨモギ餅」と言い換えると分かりやすい。

「大福」と「草餅」は、見た目は色が異なりますが構造は餡を包んだ饅頭のようなものです。

その意味で似たものになります。

「大福」は昔のうずら餅

「大福」は米粉などで作られた求肥の皮に餡を入れた和菓子です。

中に入れる餡は小豆のこし餡が基本で他に、苺やアイス、プリン、フルーツなどがあり大変にバリエイションに富んでいます。

古くは「うずら餅」と言われ、後に「腹太餅」となり、昭和初期に「大腹餅」となりました。

それが「大福餅」となり「大福」となったものです。

「草餅」はよもぎ餅

「草餅」は米粉から作られる餅の皮に「蓬=よもぎ」を蒸したものを突き込み、中に小豆餡を入れた和菓子です。

中国から平安時代に伝来をした菓子で春の草を餅に入れたものでした。

餡はないものも黄な粉などをまぶして食べました。

日本では3月の節句に「母子草」を入れたものが作られていましたが、「よもぎ」に替えられました。

「草大福」と「草餅」とは

「大福」の皮に蓬を入れたものが「草大福」です。

「草餅」の皮はもち米から作る餅に蓬を入れたものですが、「大福」の皮は「求肥」と言ってうるち米から作る白玉粉、もち米から作る餅粉などで作ります。

見た目は似たものになりますが、皮が異なる和菓子です。

「求肥」は硬くならないという特徴があるもので、「大福」の触感は柔らかいものになります。

「大福」と「草餅」とは

「大福」は求肥の皮に小豆餡を入れた和菓子のことです。

皮に豆を入れるものや餡と一緒にイチゴやフルーツ、プリン、アイスなどを入れたものや「草大福」などさまざまな種類があります。

「草餅」は餅によもぎを入れた皮に小豆餡を入れた和菓子です。

餡の無いものも黄な粉をまぶして食べられます。

中国からの伝来で日本に来た菓子です。

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