「給料」と「給与」の違い・意味と使い方・使い分け

B!

給料は「雇用されている人が貰うお金のうち、毎回固定されている部分のこと」。

分かりやすく言えば基本給のことで、変動がほとんどない部分と言えるのです。

給与は「雇用されている人が貰うお金に関して、毎回変動がない部分に変動する部分を加えたもののこと」。

分かりやすく言えば、基本給に賞与などを加えた部分と言えるのです。

「給料」の意味

給料というのは、雇用されている人が会社などから貰うお金のうち、基本給に当たる部分であり、アルバイトなどでは時給に相当する部分と言えます。

貰うたびに変動がない部分であり、変動する部分を含めた場合には給料という言い方をしないので、会社などからもらった金額そのものは給料とは言わないケースも多々あるということになるのです。

「給与」の意味

給与というのは、それぞれの人の基本給に賞与を足すなどして、その時々によって変動する部分の金額を含めた考え方になります。

したがって、給与というのは貰うタイミングによって金額が変わるというのが通常です。

したがって、給与というのは、給料と比較したときに金額としては高くなるというのが一般的ということになります。

「給料」と「給与」の用法や用例

「俺の給料なかなか上がらないんだよな。

賞与を加えた分で見ればまだマシに思えるけど、給料だけの分で見れば不満が大きいんだよな。

「今月の給与については、賞与が出たからかなり上がったよ。

この分で何か欲しいものでも買おうかな?うちの会社の賞与自体は大した額じゃないから、そんなに贅沢ができるわけじゃないんだけどね。

給料と給与は金額の違いと言える

給料と給与は会社からもらえるお金のうち、どこまでを含むか?という部分で差が生まれます。

基本給のみが給料で、それ以外の変動分も含むのが給与になるので、給与というのは給料よりも金額は高くなるというのが一般的です。

給料と給与というのは、どこまで含むのか?という範囲の差によって、それぞれの金額が変わるところに違いがあるのです。

最新の記事はこちらから