壁は「部屋と部屋を隔てているもののこと、障害物のこと」。
どちらの意味でも使われます。
日常的に見聞きしやすい表現になるでしょう。
塀は「特定の建物とそれ以外の敷地を区別するために設置された板のこと」。
基本的には特定の建物の周りを囲む形で設置されます。
家などにおいて特に見られるケースが多いと言えるでしょう。
「壁」の意味
壁とは、部屋と部屋を隔てているもののこと、障害物のことです。
どちらの意味でも使用するので、両方とも覚えておきましょう。
一般的には特定の建物における部屋と部屋を隔てている部分という意味になりますが、特定の人にとって障害となる存在という意味でも使用されることがあります。
困難な状況で使われることがある言葉です。
「塀」の意味
塀とは、特定の建物とそれ以外の敷地を区別するために設置された板のことです。
壁と同じような意味も持っていますけど、全体的にはちょっと意味が異なっています。
塀の場合には、基本的には敷地を区別するための存在なので、そこはポイントです。
だから、建物の外にあるという言い方になるでしょう。
壁は建物の中にあるので、そこは違いになります。
「壁」と「塀」の用法や用例
「人生にはいろいろな壁があると言える。
そういった障害物はつきものだ。
ただ、その壁をいかにして乗り越えることができるかが重要であると評価できるだろう。」
「塀がそれなりに高い状況であれば、家の敷地内に入って来ることはしづらい。
侵入者対策としてはとりあえず有効なのではないかと思う。
でも、油断はできないけど。」
壁と塀は同じような意味を持っている
壁と塀はともに何らかの建物に関係する存在であり、そういった点においては似ています。
しかし、全く同じ意味で使われているわけではないので、そこは理解しておきましょう。
知名度に関しては結構似ていると思われるものの、多少なりとも壁の方が高い可能性があります。
そういったところも知っておくといいのではないかと思われます。