上司は「特定の人よりも地位などが上の人のこと」。
一般的には会社などで使用される言葉であり、部下に対して使われるケースが多いと言えるでしょう。
上官は「特定の人よりも地位などが上の官吏や軍人のこと」。
意味は上司に近いですが、こちらは官吏や軍人に対して使用するので、そこはポイントになるでしょう。
使用できる場面は限られます。
「上司」の意味
上司とは、特定の人よりも地位などが上の人のことです。
会社内で使われやすい表現であり、それ以外ではあまり見聞きしません。
したがって、使用する場面はある程度は限定されます。
しかし、会社で働いたことがある人はそれなりに多いでしょうから、上司という存在や言葉に関してはかなり馴染みを感じられる人が多いと思われます。
「上官」の意味
上官とは、特定の人よりも地位などが上の官吏や軍人のことです。
意味は上司に似ているものの、官吏や軍人において主に使用するため、そういった部分で違いがあります。
また、上官という言葉はどうしても相対的に使用頻度が低いです。
上司と比べると知名度がどうしても落ちるので、あまり使われない表現であると評価できるでしょう。
「上司」と「上官」の用法や用例
「上司がどういう人かというのは、部下によっては非常に重要なポイントになると言えるだろうな。
かなり厳しい人だと苦労するから、できるだけ優しい人がいいとは思っているんだけどね。」
「上官の命令に関しては基本的には逆らうことはできないだろう。
ときには納得がいかないこともあるだろうが、やはり無視するわけにもいかない。」
上司と上官は使用頻度が異なる
上司と上官に関しては意味は全く同じではないですけど、それなりに似ていると言えます。
でも、両者は使用頻度の面で大きな違いがあります。
上司は日常的によく使われる言葉ですが、上官についてはあまり使用されない表現になるので、そういった部分で区別をしていくといいでしょう。
上司に関しては多くが馴染みを感じやすいはずです。