「ルビー」と「ガーネット」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

ルビーは「酸素とアルミニウムの化合物の変種のことで赤い宝石のこと。」

「赤い宝石」と言い換えると分かりやすい。

ガーネットは「鉄などを含むケイ酸塩鉱物の一つで赤黒い宝石のこと」。

「柘榴石」と言い換えると分かりやすい。

「ルビー」も「ガーネット」も赤系統の色をした宝石です。

「ルビー」の赤は酸化クロムによるもので「ガーネット」の赤は鉄由来のものです。

「ルビー」は赤いという意味の宝石

「ルビー」はラテン語で「赤」を意味する宝石です。

コランダムと言う酸化アルミニウムに1%ぐらいの微量の酸化クロムが入っていることで赤く輝きます。

産地はなぜかアジア地域に限られ、特にミャンマーでは上質の「ルビー」が採れます。

鉄が入っている場合は「ビーフ・ブラック」と言い牛の血のように赤黒い色をしています。

その他、「チェリーピンク、スタールビー」になどがあります。

ダイヤモンドに次ぎ固いため、腕時計の軸受けにも使われます。

「ガーネット」は種と言う意味の宝石

「ガーネット」は赤黒い色をした宝石で「柘榴石」と日本では呼ばれています。

「ルビー」のような鮮やかさはないのですが、赤系統の宝石の仲間です。

組成は「ケイ酸塩」となり、微量のカルシウム、マグネシウム、マンガン、鉄、クロムなど多くの不純物を含むため、色も赤を始め黄、褐色、緑、黒などさまざまなものがあります。

「ルビー、ガーネット」以外の赤い宝石とは

宝石の中でも赤いものは限られています。

「ルビー」を代表格として、「ガーネット」がありますが、透明度などで「ルビー」に叶いません。

「赤サンゴ」は日本でも古くから採られているものです。

中でも鮮やかなマット調の赤い「血赤珊瑚」が最高品と言われます。

「アレキサンドライト」は太陽光の下では青、夜の白熱灯照明の下では赤に見えます。

「マラヤガーネット」は鮮やかな赤色をしています。

その他「ストロベリークォーツ」「ルベライト」などがあります。

「ルビー」と「ガーネット」とは

「ルビー」は酸化アルミニウムにクロムが微量入っているために赤く見えます。

チタンが入っているとサファイヤになり青く見えます。

因みに漢字にフリガナをふる「ルビ」は5.5号活字使ったため名付けられています。

「ルビー」は硬度がダイヤモンドに次ぐもので、レコード針やヤスリ、腕時計の軸受けなどにも使われます。

「ガーネット」は「ケイ酸塩」の一つで、不純物の種類で様々な色になりますが、赤が一般的でます。

最新の記事はこちらから