「耐久力」と「持久力」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

耐久力は「有る限界まで耐えることの出来る力のこと。」

「耐性」と言い換えると分かりやすい。

持久力は「有ることを続けて行うことの出来る力のこと」。

「継続」と言い換えると分かりやすい。

マラソンで例えれば「耐久力」は体力がなくならないように保持する力であり、「持続力」は走り続けることが出来る粘り強い力になります。

マラソンにはどちらの力も必要と思われます。

「耐久力」は疲労低下を抑える力

「耐久力」とは体力をいかに長持ちさせて続けることが出来るのかと言う能力のことになります。

マラソンでは当初の速度を長く維持する必要がありますが、必ず疲労が起き徐々に体力が低下することは避けられないことです。

体力も限度があり、どこまでも走り続けることは不可能ですから、体力をどこまで維持出来るのかが「耐久力」と言えます。

スポーツ以外にも使われます。

「持久力」はスポーツだけではない

「持久力」は粘り強さともいえるもので、スポーツだけではなく、仕事や勉学など一般的に使える言葉です。

どれほど持ちこたえられるのかと言う能力とも言えます。

一般的に何かを行う時、途中で止めてしまわないで粘り強く続けていけることが「持久力」があると言えます。

「持久戦になった」「持久力勝負だ」などと使います。

「耐久力」がないと「持久力」も無い

「耐久力」と「持久力」は二輪のようなもので、どちらかが強ければどちらもが強く、総合的に「強い」と言えるのです。

また、反対に「耐久力」に欠ければ「持久力」は発揮できないため、総合的に「弱い」となるのです。

スポーツで言えば「耐久力」は体力的なもの、「持久力」は精神的なものとも言えます。

「耐久力」はどれだけ体を維持出来るのかと言うこと、「持久力」はどこまで気持ちを維持出来るのかと言うことになります。

「耐久力」と「持久力」とは

「耐久力」はマラソンで言えば「体力の限界にならないように維持する能力」と言えます。

「持久力」は「気持ちを切らさずに走り続ける能力」と言えます。

「耐久力・持久力」ともどちらも必要な能力で、マラソンに勝てることは、両方の能力が優れていることになります。

また、これらの言葉は「力強さ」や「粘り強さ」など一般的にも使われています。

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