「貧しい」と「乏しい」の違い・意味と使い方・由来や例文

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貧しいは「貧乏であること、何らかの部分が劣っていること」。

一般的には前者の意味で使用されますけど、たまに後者の意味でも使っていくことがあるのです。

乏しいは「欠如していること、数量として不足していること」。

何らかのものが少ない、足りないと言えるシーンで使います。

貧しいと同じような意味で使えるケースもあるでしょう。

「貧しい」の意味

貧しいとは、貧乏であること、何らかの部分が劣っていることです。

一般的には貧乏という意味で使っていきますけど、後者の意味でも使うことがあると言えます。

つまり、何かの部分が足りないと言えるようなケースでも使用できるのです。

でも、そういう意味で使われる機会はそこまで多くないと言えるのではないかと思われますが。

「乏しい」の意味

乏しいとは、欠如していること、数量として不足していることです。

貧しいと似ている部分もありますが、全く同じ意味ではありません。

乏しいの場合には、足りないという点が特徴的と言えます。

したがって、意味に関しては区別ができると言えるでしょう。

そして、使用頻度で言えば貧しいの方が高いと言える可能性はあるはずです。

「貧しい」と「乏しい」の用法や用例

「貧しい人たちは先進国にもいる。

先進国においては国民の大半はそれなりの生活水準だろうから、どうしても貧しい人たちは目立ちづらいと言えるからね。」

「頑張って勉強をしているつもりではいるのだが、どうも成績の伸びが乏しい。

これではせっかく頑張った意味がないと思えてくるんだ。

もっとはっきりとした結果がほしい。」

貧しいと乏しいは意味で区別ができる

貧しいと乏しいは意味が多少なりとも似ています。

どちらも劣っているとか、足りないと言えるような部分があるので、意味については共通点があると評価できます。

ただ、意味は似ているものの、全く同じではないので、そこで区別はできるでしょう。

どちらもそこそこ有名な表現と言えるため、日常生活においてともに使われやすいはずです。

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