「できるだけ」と「ありったけ」の違い・意味と使い方・由来や例文

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できるだけは「能力をすべて使ったうえでという意味のこと」。

能力をすべて使ったうえでやれる範囲という意味になります。

つまり、全力を出すケースで使っていくのです。

ありったけは「今あるもの全部という意味のこと」。

やや漠然とした意味ではありますが、できるだけの意味に近いです。

使える能力を全部という意味でも使えますから。

「できるだけ」の意味

できるだけとは、能力をすべて使ったうえでという意味のことです。

持っている能力をすべて使って、何らかの物事に当たるようなシーンで使われる表現になるでしょう。

できるだけという表現はかなり有名ですし、誰もが知っている、使ったことがあると言えるのではないかと思われます。

実際、この言葉を使用する場面はそれなりに多くありますから。

「ありったけ」の意味

ありったけとは、今あるもの全部という意味のことです。

今ここにあるもの全部、自分が持っているもの全部といった意味で使っていきます。

実際に使用するシーンはそんなに多いとは思われませんが、ありったけという言葉は多くが知っていると思われます。

したがって、それなりに知名度は高いはずです。

たまに見聞きする可能性があるでしょう。

「できるだけ」と「ありったけ」の用法や用例

「今回はできるだけ最善を尽くしたうえで、テストに臨みたいと思う。

やれるだけのことをやって点数が悪かったら、それは仕方ないと思えるだろうから。」

「今日の試合はありったけの力を出していきたいと思うんだ。

持てる力を全部出し切らないと後悔するのではないかと思うし、そういう決意を持って挑んでいきたいと思っている。」

できるだけとありったけはほぼ同じ意味の言葉

できるだけとありったけに関しては意味はそれなりに似ています。

両方とも能力などをすべて使う、今あるものを全部出していくなどの意味で使用する言葉になります。

だから、両者は意味に関してはそこまで違いがないと評価できるのです。

同じような場面で使用できる可能性があるため、そこに関しては知っておくべきと言えるのです。

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