目の毒は「見て有害なもの、いかがわしいもののこと」。
「有害」と言い換えると分かりやすい。
有害は「心身に悪影響を及ぼうもののこと」。
「悪影響」と言い換えると分かりやすい。
「目の毒」は目で見て悪影響があると思われるもの、とくに青少年に対するいかがわしいもの、卑猥なもの、性的なものを言います。
「有害」気心身に悪影響があるものを言います。
「目の毒」は悪影響のあるもの
「目の毒」は見ることで悪影響があるものを言いますが、見ることで欲しくなることも言います。
「毒」とは悪影響、有害などの意味になります。
あくまで「目で見てのもの」になります。
特に青少年に対する悪影響のあるものを「目の毒」と言うことが多いようです。
昔は特にそのような傾向が強かったのですが、現代はインターネットでいくらでもそのような情報が目に入りますが、規制の対象になっています。
「有害」は心身に悪影響があるもの
「有害」は広い意味で使われる言葉です。
「有害物質」「有害図書」「有害食物」「有害鳥獣」「有害性」「有害業務」などと使います。
心身や社会、環境に悪影響を及ぼすもの全般を言います。
「有害図書」は青少年に対して、「有害性」は発がん物質に対して、「有害物質・有害鳥獣」は環境に対して、「有害業務」労働安全に対して使われます。
「目の毒」と「有害」の使い方
「目の毒」は青少年に対して使われます。
「成人映画、インターネットサイト、ポスター、小説、コミック、玩具」など子供に「有害」なものすべてに対して使われます。
また、購買意欲を著しく刺激するもの、すぐにも買いたくなるものにも使われます。
「有害」は青少年ばかりではなく、心身、社会、環境など幅広く使われる言葉になります。
「目の毒」と「有害」とは
「目の毒」は青少年に有害と思われるもの、成人映画、コミック、書籍、ポスター、インターネットサイトなどを言います。
また、すぐにも買いたくなる衝動をわき起こすものも言うことがあります。
「あの人にはこれは目の毒かも知れない」と使います。
「有害」は社会全般や環境などに悪影響のあるものすべてを言います。
「有害物質」「有害鳥獣」「有害業務」などと使います。