「逃げ道」と「抜け道」の違い・意味と使い方・由来や例文

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逃げ道は「逃げるための手段のこと」。

漠然とした意味ではありますが、今の状況から脱するための手段などに対して使っていきます。

逃げ道を確保するなどの言い方はたまにされるはずです。

抜け道は「本道ではない近道のこと、規制などを受けない、逃げるための手段のこと」。

後者の意味については逃げ道に近いです。

都合の悪い状況を回避するための手段という意味になります。

「逃げ道」の意味

逃げ道とは、逃げるための手段のことです。

単純な意味ではあるものの、基本的には今の状況から脱するための手段という意味になるでしょう。

たいていは今の状況が望ましくないとき、何かしら問題を抱えているときに、その状況から逃れるケースで使います。

逃げ道を確保するなどの言い方は割と有名なので、そこは知っておきましょう。

「抜け道」の意味

抜け道とは、本道ではない近道のこと、規制などを受けない、逃げるための手段のことです。

前者の意味で使用される機会はあまり多くないです。

どちらかと言えば、後者の意味で使用されやすいと言えるでしょう。

規制などから逃れるための手段という意味で使っていきます。

抜け道という言い方についてもそれなりに有名と評価できるはずです。

「逃げ道」と「抜け道」の用法や用例

「大きな地震が起きたときには、逃げ道を確保することが重要だ。

やはり逃げたくても逃げられなくなる可能性があるから、そういった部分に関して、特に気を遣う必要があるんだ。」

「今回の規制に関しては抜け道が存在していると言えるんじゃないか。

したがって、規制を実施することにどこまで意味があるのかは疑問と言わざるを得ないだろう。」

逃げ道と抜け道は意味がやや異なっている

逃げ道と抜け道については表現としては似ている面があるものの、意味には一応違いがあります。

両方とも逃げるための手段という意味で使用できる言葉になりますが、抜け道については近道という意味もあるので、そういった部分は知っておいてほしいです。

でも、これらは同じような場面で使用できる表現になると思われるのです。

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