「怠惰」と「惰眠」の違い・意味と使い方・由来や例文

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怠惰は「だらしないこと、やるべきことをやらない状況のこと」。

基本的にはだらしない状態という意味であり、そういった部分で理解している人が多いと思われます。

惰眠は「怠けたうえで、眠っていること」。

怠けているという点があるので、やるべきことをやらない状態であると評価できるでしょう。

だから、怠惰に似ている言葉です。

ただ、眠っているという点は特徴になります。

「怠惰」の意味

怠惰とは、だらしないこと、やるべきことをやらない状況のことです。

単純にだらしないという意味で使われることもあれば、やるべきことをやらないという意味でも使われます。

怠惰は一般的に使用される表現なので、割と見聞きしやすいものであると言えます。

それなりに馴染みを感じやすい表現であると言えると思われるのです。

「惰眠」の意味

惰眠とは、怠けたうえで、眠っていることです。

怠けるという意味があるので、これについては怠惰の意味にかなり近いでしょう。

しかし、そのうえで眠っているという部分がありますから、ここは覚えておかないといけないでしょう。

眠っているという点はかなり特徴的な意味になるので、そこで怠惰と区別することができると思われます。

「怠惰」と「惰眠」の用法や用例

「怠惰な生活を続けていると、それが完全に癖になってしまい、そこから抜け出せなくなる。

したがって、怠惰な生活についてはできるだけ避けた方がいいと言えるのだろう。」

「惰眠をむさぼっているというのは時間がもったいない感覚になってくるな。

その時間を利用して、何かタメになるようなことができるんじゃないかと思えてくるからね。」

怠惰と惰眠は似ている意味の言葉

怠惰と惰眠については意味はかなり似ています。

どちらも怠けているとか、やるべきことをやらないといった意味があるのです。

ただ、惰眠については眠っているという状況もあるのでそこは特徴と言えますし、両者の違いにもなります。

また、惰眠をむさぼるという表現がよく使われますから、そこについても覚えておくといいでしょう。

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