もったいぶるは「必要以上に重々しい雰囲気を出すこと」。
そういう態度をとるときに使う言葉になりますが、大したことない状況やものに関して、大した状況やものであるように振る舞うケースが挙げられます。
焦らすは「相手が望む状況をわざと遅らせて、いらつかせること」。
早く何かをしてほしい、実現してほしいと思っている相手の心を読んで、望むことを意図的に遅らせて、苛立たせるという意味で使います。
「もったいぶる」の意味
もったいぶるとは、必要以上に重々しい雰囲気を出すことです。
要するに、大したことない状況やものに関して、それなりに大したことあるという雰囲気を出して振る舞うようなシーンで使います。
傍から見れば大袈裟と思えるようなケースが該当すると言えますが、そういった場面は実際にたまに見られると評価できます。
もったいぶるという表現もたまに聞かれますし。
「焦らす」の意味
焦らすとは、相手が望む状況をわざと遅らせて、いらつかせることです。
相手をいらつかせることを意図して行うようなときに使われる表現です。
焦らすに関しては、日常的にやっている人は結構いるはずです。
多くのケースでそんなに悪気があってやっているとは思えないものの、そこそこ見かけることが可能な状況ではないかと思われるのです。
「もったいぶる」と「焦らす」の用法や用例
「あの人の話に関しては、そんなにもったいぶるような内容じゃなかったよな。
すごい重大な話のように思わせておいて、実際は大したものじゃないと拍子抜けするよ。」
「プレゼントがあると言われて、非常に期待していたのだが、相手が焦らすからどんどん期待感よりもイライラの方が募ってきてしまった。
もっと早く渡してほしいよ。」
もったいぶると焦らすは似たような感情を想起させる
もったいぶると焦らすに関しては、意味自体は全く同じではありません。
しかし、どちらも結果的に相手をイライラさせるという状況を生むことがあります。
両者ともに相手をいらつかせるような要素が含まれているので、そういった点では似ている表現と評価できるでしょう。
これらの言葉はそれなりに有名なので、多くが知っていると言えるはずです。