「低」と「抵」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

低は「低いこと」。

「底辺」と言い換えると分かりやすい。

抵は「拒むこと、当たること、おおよそのこと」。

「抵抗」と言い換えると分かりやすい。

「低」と「抵」は人偏と手偏の違いですが、意味は異なります。

語源は「低」が「地面に届く」意から「低い」となり、「抵」は「手で払いのける」意から「拒む」となっています。

「低」は「低いこと」

「低」は「低いこと」です。

「低地・低空飛行・高低差が分かる・最低限のこと・突然の血圧低下・圧力低減・低姿勢の商売人・平身低頭で謝罪・低俗趣味・低調な出足・低劣な小説・低級品・低能扱い・成績低下・爆弾低気圧になる・低利融資を受ける」などと使います。

他に「株式相場が低迷する」「低木の植物」などと使います。

「抵」は「拒む・触る・おおよそ」のこと

「抵」は「拒む」から「抵抗する・電気抵抗・抵抗器」、「触る」から「法律に抵触する」、「おおよそ」から「大抵」などがあります。

その他に「抵当・抵当権・根抵当」「抵押」などの言葉があります。

また、余り使われない熟語として「抵虚・抵対・抵掌・抵視・抵死・抵頼・抵敵・抵突・角抵・急抵」などの言葉があります。

「低・抵」以外で「音符・?・テイ」を使った漢字

「低・抵」以外で「音符・?・テイ」を使った漢字は「邸」があります。

「首相官邸」「邸宅」「~邸」「公邸」「豪邸」「別邸」「邸は屋敷の意味」。

また、「底」があり、「問題の根底・社会の底辺・海底に沈む・湖底・眼底検査・地底・水底・到底敵わない・疑問の払底・底意地悪い」などの言葉があります。

「低・抵・邸・底」はいずれも「テイ」と発音する漢字になります。

「低」と「抵」とは

「低」は「低いこと」で、「低地・低気圧・低姿勢・平身低頭・低迷・低下・低利・低調・低俗・低級」などがあります。

「抵」は「拒む・触る・おおよそ」などの意味を持ち、「電気抵抗・法律抵触・抵当権・大抵のこと」などと使います。

「音符・?・テイ」を使った漢字は「底・邸」などもあり、「社会の底辺・海底・底意地・眼底」、「邸宅・官邸・公邸・豪邸」などと使います。

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